「公園があるよ」を英語で言うと「There is a park.」。この There is 〜(ゼアイズ)は「〜がある・いる」と、何かがそこにあることを伝える言い方です。町のようすや、部屋の中のもの、自然の風景など、「〜がある」と紹介したいときに、いつも使えます。使い方を順番に見ていきましょう。
「〜がある・いる」は、There is のうしろに、あるもの(1つ)をおきます。
There is 〜 は、あるものや、いる人・動物がいることを、相手に知らせる言い方です。うしろに on the desk(つくえの上)や in my town(わたしの町に)などの場所をつけると、「どこにあるか」までくわしく言えます。「どこ(where)」の単元で習った場所の言葉が、ここでも役に立ちます。まずは There is 〜 で「〜がある」と伝えられるようになりましょう。文のはじめの There は、「そこ」という意味はうすく、「〜がある」の合図のような役目です。
あるものが1つか、2つ以上かで、is と are を使い分けます。
| 言い方 | 意味 | 使うとき |
|---|---|---|
| There is 〜. | 〜がある(1つ) | ものが1つ・1人 |
| There are 〜. | 〜がある(2つ以上) | ものが2つ以上 |
ものが1つのときは There is、2つ以上のときは There are を使います。2つ以上のときは、ものの名前のうしろに s もつけます。「There are two parks.(公園が2つあるよ)」のように言います。「かぞえよう(count)」の単元で習った複数形の s が、ここでも出てきます。1つか、たくさんか、を考えて is と are を選ぶ、と覚えておきましょう。数に合わせて形をそろえるのが、この単元のいちばんのポイントです。
「〜はある?」とたずねるときは、is を前に出して Is there 〜? とします。
「Is there 〜?」で、あるかないかをたずねられます。答えるときは、あれば「Yes, there is.」、なければ「No, there isn't.」と言います。2つ以上のことを聞くときは「Are there 〜?」とし、「Yes, there are.」「No, there aren't.」で答えます。はじめての場所で「〜はありますか?」と聞くときに、そのまま使える便利な言い方です。旅行やお出かけの場面でも役に立ちます。
「〜がない」と伝えるときは、is や are のうしろに not をつけます。
「There is not 〜」で「〜がない」と言えます。短くして「There isn't 〜」「There aren't 〜」とすることも多いです。2つ以上について「ない」と言うときは、any(少しも)をそえて「There aren't any 〜」の形をよく使います。あるとき・ないとき、両方を言えると、町や部屋のようすをより正しく伝えられます。まずは「ある」の言い方をしっかり身につけてから、「ない」を足していくとよいでしょう。
There is / There are は、ものが「ある」だけでなく、人や動物が「いる」ときにも使えます。
日本語では、ものは「ある」、人や動物は「いる」と使い分けますが、英語ではどちらも There is / There are で表せます。人や動物のときも、1人(1ぴき)なら is、2人(2ひき)以上なら are、というルールは同じです。「There are many people(たくさんの人がいる)」のように、many(たくさんの)をそえると、にぎわいのようすも伝えられます。ものと人で言い方を変えなくてよいので、覚えることが少なくてすみます。まわりにいる人や動物のようすを、英語で言ってみましょう。
There is / There are は、自分のまわりのようすを紹介するのにぴったりです。
「町(town)」の単元で習った建物の名前と組み合わせると、自分の町のじまんを英語で紹介できます。「There is a big park(大きな公園がある)」のように、色や大きさをそえると、ようすがより生き生きと伝わります。相手に「Is there 〜?」とたずね返すと、会話が続きます。自分の町や部屋にあるものをいくつか、英語で言えるように用意しておくとよいでしょう。
1つなら There is、2つ以上なら There are です。
あるものの数を見て、is か are かを選びましょう。
There are のときは、ものの名前にも s がつきます。
「There are two park」ではなく「two parks」です。
たずねるときは is を前に出して「Is there 〜?」とします。
ふつうの文とたずねる文で、語のじゅんばんがかわります。
Q1 「公園があるよ」を英語で言うと?
A There is a park.
Q2 「公園が2つあるよ」を英語で言うと?
A There are two parks.
Q3 「あなたの町に図書館はある?」を英語でたずねると?
A Is there a library in your town?
Q4 「わたしの町には動物園がない」を英語で言うと?
A There is not a zoo in my town.(There isn't も可)
There is / There are は、身のまわりや町のようすを説明できる、表現の幅を広げる大切な文型です。中学英語でも重要事項として登場しますが、この段階では文法用語より「There is a 〜」「There are 〜」を実際の場面で口に出す練習が効果的です。特に、あるものの数によって is と are を使い分ける点は、たくさんの例で感覚をつかむのが近道です。ご家庭では、部屋や近所を見わたして「There is a 〜」「There are 〜」と英語で言い合う遊びがおすすめです。「町(town)」「どこ(where)」の記事とあわせて読むと、建物の名前や場所の言い方と組み合わさって、紹介できることが広がります。数に合わせて形をそろえる感覚は、複数形の s ともつながるので、「かぞえよう」の記事も見直すと定着が進みます。