6年 英語 英語で作り方を伝えよう

英語で作り方を伝えよう ── First, Next, Then, Finallyの使い方

料理や工作の作り方を英語で説明するとき、大事なのは「順番を表す言葉」です。First(まず)、Next(次に)、Then(それから)、Finally(最後に)。この4つを使えば、どんな手順も分かりやすく伝えられます。順序を表す言葉の使い方を、例といっしょに、順番に見ていきましょう。

順序を表す4つの言葉

手順を説明するときに大かつやくするのが、次の4つの言葉です。順番に覚えましょう。

英語意味使うところ
First,まずいちばん最初の手順
Next,次に2番目の手順
Then,それからそのあとの手順
Finally,最後にいちばんおわりの手順

これらは、文の最初に置いて、あとにコンマ(,)をつけて使います。「First, 〜.(まず、〜します)」のようにです。この4つを順番にならべるだけで、手順が整理されて、とても分かりやすくなります。日本語の「まず・次に・それから・最後に」とそっくり同じ働きをするので、意味はすぐにつかめます。話を順序立てて伝える力は、英語だけでなく、あらゆる説明で役立つ大切な力です。

作り方でよく使う動作

料理や工作の手順には、動作を表す言葉が必要です。よく使うものを覚えましょう。

英語意味
cut切る
mixまぜる
put入れる・置く
cook火を通す・調理する
washあらう
foldおる

これらの動作の言葉は、手順を説明するとき、文の最初に置いて「〜しなさい・〜しましょう」という形で使います。「Cut the carrots.(にんじんを切ります)」のようにです。相手にやり方を教える言い方なので、動きの言葉から文を始めるのが特ちょうです。cut・mix・put などは、料理番組やレシピ本でもよく出てくる、実用的な言葉です。

手順を英語で並べてみよう

順序の言葉と動作を組み合わせると、手順の説明ができます。サラダの作り方を例に見てみましょう。

First, wash the vegetables.(まず、野菜をあらいます。) Next, cut the tomatoes.(次に、トマトを切ります。) Then, mix them in a bowl.(それから、ボウルでまぜます。) Finally, enjoy your salad!(最後に、サラダを楽しみましょう!)

First → Next → Then → Finally の順にならべるだけで、料理の手順がきれいに整理されます。それぞれの文は、動作の言葉から始まっていますね。手順が3つなら Then を省いてもよく、手順が多いときは Then を何度もくり返して使えます。順序の言葉が「道しるべ」になって、聞いている人が迷わずについてこられます。

工作の作り方も説明できる

料理だけでなく、折り紙や工作の作り方も、同じ形で説明できます。

First, take a piece of paper.(まず、紙を1枚とります。) Next, fold it in half.(次に、半分におります。) Then, draw a face.(それから、顔をかきます。) Finally, cut it out.(最後に、切りぬきます。)

fold(おる)、draw(かく)、cut(切る)など、工作の動作を順序の言葉でつなげば、作り方の説明になります。図や実物を見せながら「First, 〜」と言うと、相手はもっと分かりやすくなります。作り方を人に教えるのは、自分がしっかり理解していないとできないこと。英語で説明する練習は、ものごとを順序立てて考える力もきたえてくれます。

説明を分かりやすくするコツ

手順を伝えるときは、いくつかのコツを知っておくと、ぐっと伝わりやすくなります。

Are you ready?(準備はいいですか?) Look at this.(これを見てください。) Like this.(こんなふうに。)

始める前に「Are you ready?(いいですか?)」と声をかけ、大事なところで「Look at this.(見てください)」「Like this.(こんなふうに)」と実演をまじえると、言葉だけよりずっと伝わります。相手の様子を見ながら、ゆっくり説明するのも大切です。うまく伝わったら「Good job!(よくできました)」とほめ合うと、教え合う時間が楽しくなります。

作り方しょうかいスピーチを作ろう

ここまでの表現で、自分のお気に入りの作り方をしょうかいするスピーチが作れます。

Hello. This is my sandwich recipe. (こんにちは。私のサンドイッチの作り方です。) First, cut the bread.(まず、パンを切ります。) Next, put some ham.(次に、ハムをのせます。) Finally, enjoy!(最後に、めしあがれ!) Thank you.(ありがとうございました。)

あいさつ→何の作り方か→手順(First〜Finally)→おわりのあいさつ、という流れです。「This is my 〜 recipe.(これは私の〜の作り方です)」で始めると、何をしょうかいするのかが最初に伝わります。自分の得意料理や、好きな工作を英語でしょうかいすると、聞いている人も作ってみたくなります。

つまずきやすいところ

その1 順序の言葉のあとのコンマを忘れる

「First wash 〜」ではなく「First, wash 〜」と、コンマをつけます。
First・Next・Then・Finally のあとには、コンマを入れましょう。

その2 主語をつけてしまう

やり方を教えるときは「Cut the bread.」のように、動きの言葉から始めます。
「You cut 〜」と主語をつけなくてよいのが、手順の言い方の特ちょうです。

その3 Then と Than を混同する

Then(それから)と than(〜より)は、つづりも意味もちがう別の言葉です。
手順で使うのは Then(それから)のほうです。

やってみよう

Q1 「まず」「次に」「最後に」を英語で言うと?

A First, / Next, / Finally,

Q2 「野菜をあらいます」を英語で言うと?

A Wash the vegetables.

Q3 「半分におります」を英語で言うと?

A Fold it in half.

Q4 手順の言い方は、何から文を始めますか。

A 動きの言葉(動詞)から始める(主語はつけない)。

まとめ

おうちの方へ

順序を表す言葉(First・Next・Then・Finally)は、説明文を書く力の土台であり、国語の「順序立てて説明する」学習ともつながります。英語で手順を説明する活動は、論理的に考え、相手に分かりやすく伝える練習になります。ご家庭では、料理のお手伝いのときに「まずは英語で First, 〜」と言ってみたり、折り紙の作り方を英語で説明し合ったりすると、生きた学びになります。教える経験は理解を深めるので、お子さんに「作り方を英語で教えて」とお願いするのもおすすめです。