6年 英語 英語で手紙を書こう

英語で手紙を書こう ── Dear ~,とYour friend,の書き方

英語の手紙は、「Dear ○○,(○○さんへ)」で始めて、「Your friend, △△(あなたの友だち △△より)」で結びます。話すのとはちがう、書くときならではの型があります。友だちや外国のペンフレンドに気持ちを伝える、英語の手紙の書き方を、順番に覚えていきましょう。

手紙の3つの部分

英語の手紙は、大きく3つの部分でできています。まず全体の形をつかみましょう。

Dear Ken, ← 書き出し(○○さんへ) How are you? ... ← 本文(伝えたいこと) Your friend, Sora ← 結び(○○より)

いちばん上に「Dear ○○,(○○さんへ)」、まん中に伝えたいこと(本文)、いちばん下に「Your friend, 自分の名前(あなたの友だち より)」を書きます。日本語の手紙が「拝啓〜敬具」の形を持つように、英語の手紙にも決まった型があります。まずこの3部構成を覚えておくと、何を書けばよいか迷いません。話し言葉とちがい、書き言葉にはこうした「形」があるのが特ちょうです。この型さえ覚えてしまえば、あとは本文に何を書くかを考えるだけ。だから、英語の手紙は、思っているよりずっとかんたんに書けます。はじめて書くときは、下の例をそっくりまねするところから始めてみましょう。何通か書くうちに、自分の言葉で自由に書けるようになっていきます。

書き出し ── Dear ~,

手紙のはじめは、だれに送るかを書きます。

Dear Ken,(ケンへ) Dear Ms. Green,(グリーン先生へ)

「Dear + 相手の名前 + コンマ(,)」で書き出します。Dear は「親愛なる」という意味で、親しい相手にも、目上の人にも使えます。名前のあとにはコンマをつけ、次の行から本文を書き始めるのが決まりです。先生など目上の人には、Mr.(男性)・Ms.(女性)をつけて、Dear Mr. Green, のようにていねいにします。この一行があるだけで、手紙らしいきちんとした印象になります。

本文 ── 伝えたいことを書く

本文では、あいさつから始めて、伝えたいことを書いていきます。これまで習った表現がそのまま使えます。

How are you? I'm fine. (元気ですか?私は元気です。) Thank you for your letter. (お手紙ありがとう。) I like your country. I want to visit someday. (あなたの国が好きです。いつか訪れたいです。)

「How are you?(元気ですか)」であいさつし、「Thank you for 〜.(〜をありがとう)」とお礼を述べ、自分のことや相手への気持ちを続けます。話すときと同じ表現でよいので、むずかしく考える必要はありません。手紙のよいところは、時間をかけて、伝えたいことをじっくり選んで書けること。相手のことを思いうかべながら書くと、あたたかい手紙になります。

結び ── Your friend, ~

手紙のおわりには、しめくくりの言葉と、自分の名前を書きます。

英語意味・使うとき
Your friend,あなたの友だちより(親しい友だちに)
Bye,じゃあね(気軽な相手に)
Thank you,ありがとう(お礼の手紙に)
Best wishes,ごきげんよう(ていねいに)

結びの言葉のあとにコンマをつけ、次の行に自分の名前を書きます。「Your friend,(改行)Sora」のようにです。親しい友だちには Your friend,、少しあらたまった相手には Best wishes, を使うと、気持ちに合った手紙になります。書き出しの Dear と、結びの言葉。この2つが、英語の手紙を手紙らしくする、大切な「額ぶち」のような役目をはたします。

手紙を組み立ててみよう

ここまでの部分を組み合わせると、1通の手紙が完成します。

Dear Emma,(エマへ) How are you? I'm fine.(元気ですか?私は元気です。) Thank you for your card.(カードをありがとう。) I enjoyed my summer vacation.(夏休みを楽しみました。) Please write to me again.(また手紙を書いてね。) Your friend, Yui(あなたの友だち ゆいより)

書き出し→あいさつ→お礼→伝えたいこと→むすびのお願い→結び、という流れです。「Please write to me again.(また書いてね)」は、返事をお願いする、手紙ならではのあたたかい一言です。短くても、型にそって書けば、りっぱな英語の手紙になります。まずはこの形をまねして、身近な人へ書いてみましょう。

メールやカードにも使える

この手紙の型は、Eメールやグリーティングカードにもそのまま使えます。

Happy Birthday!(お誕生日おめでとう!) Merry Christmas!(メリークリスマス!) Thank you very much.(本当にありがとう。)

誕生日カードには「Happy Birthday!」、クリスマスカードには「Merry Christmas!」と書けます。Eメールでも、Dear で始めて結びの言葉でしめる形は、手紙とまったく同じです。デジタルの時代でも、心をこめて書いた手紙やメッセージは、受け取る人をうれしくさせます。英語で気持ちを書いて伝えられると、世界中の人と心を通わせられます。

つまずきやすいところ

その1 Dear のあとのコンマを忘れる

「Dear Ken」ではなく「Dear Ken,」と、コンマをつけます。
書き出しも結びも、名前や言葉のあとにコンマを入れるのが決まりです。

その2 結びと名前を同じ行に書く

「Your friend, Sora」は、Your friend, のあとで改行して名前を書くのがふつうです。
結びの言葉と自分の名前は、行を分けると読みやすくなります。

その3 話し言葉のまま書いてしまう

手紙には、書き出し(Dear)と結び(Your friend, など)という型があります。
本文は話すときと同じでよいですが、はじめとおわりの形は忘れずに。

やってみよう

Q1 「ケンへ」と手紙を書き出すには?

A Dear Ken,

Q2 親しい友だちへの結びの言葉は?

A Your friend,

Q3 「また手紙を書いてね」を英語で言うと?

A Please write to me again.

Q4 「お手紙ありがとう」を英語で言うと?

A Thank you for your letter.

まとめ

おうちの方へ

英語の手紙は、書き言葉の「型」を学ぶ、よい題材です。話す活動が中心の小学英語の中で、書いて気持ちを伝える経験は、表現の幅を広げます。文法の正確さより、「型にそって書けた」という達成感を大切にしてください。ご家庭では、遠くの家族や、外国の知り合いへ、短い英語のメッセージを書いてみるのもよい練習です。誕生日やクリスマスのカードに英語の一言をそえるだけでも、生きた学びになります。心をこめて書く手紙の楽しさを、ぜひ伝えてあげてください。