5年 英語 英語でしたいことを言おう

英語でしたいことを言おう ── I want to ~ の使い方

「行きたいな」を英語で言うと「I want to go.」。この want to(ウォントトゥー)は「〜したい」という、自分の気持ちや希望を伝える言い方です。したいこと・行きたい場所・なりたいものなど、夢や願いを語るときにいつも使えます。使い方を順番に見ていきましょう。

I want to 〜 で「〜したい」

「私は〜したい」は、I want to のうしろに、したいこと(動きを表す言葉)を続けます。

I want to go.(行きたい。) I want to play soccer.(サッカーがしたい。)

want は「ほしい」、to のうしろの言葉は「〜すること」を表し、あわせて「〜したい」になります。「I want to 〜」の形はいつも同じで、うしろの動きの言葉を入れかえるだけで、いろいろな「したい」が言えます。go(行く)、play(する・遊ぶ)、eat(食べる)など、知っている言葉をつなげてみましょう。自分の希望をひと言で伝えられる、とても便利な形です。

I want 〜(ものがほしい)との違い

to があるかないかで、意味が変わります。to があれば「したい」、なければ「〜がほしい」です。

言い方意味うしろにくるもの
I want a ball.ボールがほしいもの
I want water.水がほしいもの
I want to play.遊びたい動きの言葉
I want to swim.泳ぎたい動きの言葉

「ものがほしい」ときは to をつけず、want のすぐうしろに、ほしいものをおきます。「〜したい」ときは、want と動きの言葉のあいだに to を入れます。この to が「する」という意味のスイッチだと考えると分かりやすいです。to を入れるか入れないかで、まったくちがう意味になるので、そこがこの単元のいちばんのポイントです。

Do you want to 〜? でさそう

相手に「〜したい?」「〜しない?」とたずねたりさそったりするときは、前に Do you をつけます。

Do you want to play?(遊びたい?/遊ばない?) Yes, I do. / No, I don't.(うん。/ううん。)

「Do you want to 〜?」は、相手の希望を聞くだけでなく、「いっしょに〜しない?」とさそう言い方にもなります。答えるときは、したければ「Yes, I do.」、したくなければ「No, I don't.」と言います。「さそう(invitation)」の単元で習った Can you come? と同じように、遊びや活動にさそうときに使える、あたたかい聞き方です。

なりたいものを言おう

want to は、将来の夢を語るときにも大活やくします。「〜になりたい」と言えます。

I want to be a doctor.(医者になりたい。) I want to be a teacher.(先生になりたい。)

「I want to be 〜」で「〜になりたい」と言えます。be は「〜である」という意味で、なりたい職業ややくわりをそのうしろにおきます。「なりたい」を英語で言えるようになると、自分の夢を相手に伝えられます。「くらべる」や「できること(can)」の単元と合わせると、自分のことをより深く語れるようになります。夢は人それぞれなので、言い合うと会話がふくらみます。

「〜したくない」の言い方

したくないことを伝えるときは、want の前に don't をおきます。気持ちをはっきり伝えられます。

I don't want to go.(行きたくない。) I don't want to eat this.(これは食べたくない。)

「I don't want to 〜」で「〜したくない」と言えます。don't は「〜しない」という打ち消しの言葉で、want の前におくのがポイントです。to のあとの動きの言葉は、そのままの形を使います。したいこと・したくないことの両方を言えると、自分の気持ちをより正しく伝えられます。ただし、ことわるときは相手の気持ちも考えて、「No, thank you.(ありがとう、でも大丈夫)」のようなやわらかい言い方を組み合わせると、感じよく伝わります。

したいことを伝え合おう

want to を使って、休みの日にしたいことや、行きたい場所を話してみましょう。

A: I want to go to the sea.(海に行きたいな。) B: Nice! I want to swim, too.(いいね!ぼくも泳ぎたい。) A: Do you want to go together?(いっしょに行かない?)

「I want to 〜」で自分の希望を伝え、「Do you want to 〜?」でさそう。この行き来で、自然と計画の相談になります。「, too(〜も)」をつけると「わたしも!」と気持ちをそろえられます。したいことを英語で言えると、友だちと予定を立てる会話が楽しくなります。いくつか自分の「したい」を用意しておくとよいでしょう。

つまずきやすいところ

その1 to を入れ忘れる

「〜したい」のときは want と動きの言葉のあいだに to が必要です。
「I want play」ではなく「I want to play」と言いましょう。

その2 ものがほしいのに to を入れる

「ボールがほしい」は to をつけません。
「I want to a ball」ではなく「I want a ball」です。

その3 to のうしろの形を変えてしまう

to のうしろの動きの言葉は、そのままの形(go・play など)を使います。
「to goes」のように変えなくてだいじょうぶです。

やってみよう

Q1 「サッカーがしたい」を英語で言うと?

A I want to play soccer.

Q2 「ボールがほしい」を英語で言うと?(to はいる?)

A I want a ball.(ものがほしいので to はいらない)

Q3 「先生になりたい」を英語で言うと?

A I want to be a teacher.

Q4 「いっしょに行かない?」とさそうには?

A Do you want to go together?

まとめ

おうちの方へ

want to は、自分の希望や将来の夢を伝えられる、気持ちのこもった表現です。中学英語では「to +動詞」(不定詞)として本格的に学びますが、この段階では文法用語より「I want to 〜」「I want to be 〜」の形を口になじませるのが効果的です。特に to のあり・なしで「したい/ほしい」が変わる点は、たくさんの例で感覚をつかむのが近道です。ご家庭では「今いちばん何がしたい?」「大きくなったら何になりたい?」と英語で聞き合うと、そのまま練習になります。「できること(can)」「さそう」の記事とあわせて読むと、自分のことを語る力がより広がります。なお、「〜したくない(I don't want to 〜)」も同時に覚えておくと、いやなときに気持ちを言葉にできて、我慢しすぎを防げます。ただし相手をことわる場面では、理由をそえたり「ごめんね」を先に言ったりする練習も、あわせてしておくと安心です。英語の言い方だけでなく、こうした伝え方の心づかいも、少しずつ育てていきたいところです。まずは今日したいことを一つ、英語で言ってみるところから始めてみてください。