5年 英語 英語で教科を言おう

英語で教科を言おう ── 「体育」がなぜP.E.と略されるのか

時間割によく書かれている「P.E.」。これはPhysical Education(体育)を短くした言葉です。学校の教科を英語で言えるようになると、時間割や好きな教科について話せるようになります。毎日の学校生活を英語で語れるようになりましょう。

学校の教科の英語

まずは、よく出てくる教科の英語です。毎日の時間割にも出てくる、身近な言葉ばかりです。

英語読み方教科
Japaneseジャパニーズ国語
Mathマス算数・数学
Scienceサイエンス理科
Social Studiesソーシャル スタディーズ社会
Englishイングリッシュ英語
Musicミュージック音楽
Artアート図工・美術
P.E.ピーイー体育
Home Economicsホーム エコノミクス家庭科
Moral Educationモラル エデュケーション道徳

「Math」は「Mathematics」、「P.E.」は「Physical Education」を短くした言い方です。英語には、このように長い単語を短く略して使う習慣がよくあります。時間割を書くときも、略した形で書かれていることが多いので、両方の形を知っておくと安心です。

好きな教科・得意な教科を伝えよう

教科の名前を覚えたら、好き・得意を伝える表現を練習しましょう。自分のことを話す練習にもなる、大切な表現です。

A: What subject do you like? B: I like Science.(理科が好きです。) A: What's your favorite subject? B: My favorite subject is P.E.(一番好きな教科は体育です。)

「favorite(フェイバリット)」は「一番好きな」という意味で、数ある中から1つだけを選ぶときに使う言葉です。「I like ○○.」は複数の教科について言えますが、「favorite」は基本的に1つだけ選びます。

得意・苦手を伝える表現

好き・きらいだけでなく、得意・苦手も伝えられるようになりましょう。自分の力を正しく相手に伝える練習にもなります。

英語意味
I'm good at Math.算数が得意です。
I'm not good at Art.図工が苦手です。
I'm poor at swimming.水泳が苦手です。

「good at ○○」で「○○が得意」という意味になります。好き・きらいの感情と、得意・苦手の能力は別の表現だということに注目しましょう。「好きだけど苦手」ということも、もちろんあり得ます。

I like Music, but I'm not good at singing. (音楽は好きですが、歌うのは得意ではありません。)

時間割を伝えよう

曜日の英語と組み合わせると、時間割について話せるようになります。

A: What do you have on Monday? B: I have Math, Japanese, and Science on Monday. (月曜日は算数と国語と理科があります。)

「I have ○○.」で「○○の授業があります」という意味です。「on Monday(月曜日に)」と組み合わせて、1週間の時間割を説明することができます。

教科を3つ以上並べるときは、「A, B, and C」のように、最後の教科の前にandを入れます。

P.E.のように略される言葉

英語には、教科名以外にも、よく使われる略語がたくさんあります。

略語もとの言葉意味
P.E.Physical Education体育
MathMathematics数学
GymGymnasium体育館

長い単語を日常的によく使う場合、短く略して呼ぶのは英語のよくある特徴です。日本語でも「スマートフォン→スマホ」のように略すことがありますが、それと似た感覚です。

時間割表を英語で作ってみよう

覚えた曜日と教科を組み合わせて、自分の時間割を英語で書いてみましょう。

曜日1時間目2時間目
MondayMathJapanese
TuesdayScienceP.E.
WednesdayMusicArt

このような表を自分で作って、「On Monday, I have Math first.(月曜日、1時間目は算数です。)」のように声に出して読んでみると、曜日と教科の両方を同時に復習できます。

時間割を英語で書くときは、日本と海外で教科の分け方が少し違うことにも気づくかもしれません。たとえば、日本の「社会」は、国によって「History(歴史)」と「Geography(地理)」のように、別々の教科として分かれていることもあります。

クラブ活動・委員会も英語で言える

教科だけでなく、クラブ活動や委員会の名前も英語で言えると表現が広がります。

英語意味
brass bandすい奏楽部
art club美術部
library committee図書委員会

「I'm in the art club.(私は美術部に入っています。)」のように、自己紹介の中に組みこんで話すこともできます。教科・クラブ活動・委員会をあわせて紹介できるようになると、学校生活全体を英語で説明できるようになります。

つまずきやすいところ

その1 Math を Mass のように発音してしまう

MathとMassは、発音が少し似ているため混同されることがあります。
Mathの最後は「th」の音で、舌を歯の間に軽くはさむように発音します。「マス」ではなく「マth」の意識で練習しましょう。

その2 likeとfavoriteを両方に使ってしまう

「一番好きな教科」と言いたいのに「I like favorite subject.」のような文を作ってしまうことがあります。
favoriteを使うときはlikeを使わないのが基本です。「My favorite subject is ○○.」または「I like ○○ the best.」のどちらかを使いましょう。

その3 good atのあとの形を間違える

「I'm good at swim.」のように、動詞をそのまま置いてしまうことがあります。
good atのあとの動作は-ing形にする必要があります(swim→swimming)。

やってみよう

Q1 「理科」を英語で言うと?

A Science(サイエンス)。

Q2 P.E.は、何という言葉を略したものですか。

A Physical Education(体育)。

Q3 「算数が得意です」を英語で言うと?

A I'm good at Math.

Q4 「好き」と「得意」は、英語では同じ表現ですか。

A いいえ。好き=I like〜、得意=I'm good at〜と、別の表現。

まとめ

おうちの方へ

「好き」と「得意」を分けて考える練習は、英語の学習だけでなく、自分の気持ちと能力を整理して伝える力にもつながります。
ご家庭で「今日の時間割は何だった?」を英語で聞いてみたり、得意な教科・苦手な教科について話し合ってみたりすると、自然な会話の練習になります。教科の好き・苦手は成長とともに変わっていくものなので、そのときどきの気持ちを大切にしてあげてください。