5年 英語 英語で自己紹介をしよう

英語で自己紹介をしよう ── 名前を最初に言わない国もある

日本語では「田中太郎」のように名字が先ですが、英語では「Taro Tanaka」のように名前が先になります。自己紹介の組み立て方を、順を追って見ていきましょう。自分らしさを伝える練習にもなります。

基本の自己紹介

まずは、自己紹介の基本の形です。この形を覚えておけば、どんな場面でも使い回すことができます。

Hello. My name is Taro.(こんにちは。私の名前はたろうです。) I am ten years old.(私は10さいです。) I am from Tokyo.(私は東京の出身です。) Nice to meet you.(はじめまして。)

この4つの文をつなげるだけで、しっかりした自己紹介が完成します。「My name is ○○.」「I am ○ years old.」「I am from ○○.」を覚えておけば、いつでも応用できます。まずはこの4文を、すらすら言えるようになるまで声に出して練習しましょう。

名前の順番が国によって違う

ここが、この単元でいちばん興味深いポイントです。

これは、単なる言葉のルールではなく、それぞれの文化がどんな考え方を大切にしてきたかを表しているとも言えます。

言語・文化順番
日本語(本来)名字→名前田中 太郎
英語名前→名字Taro Tanaka

日本語では「田中太郎」のように名字が先ですが、英語ではファーストネーム(名前)が先、ラストネーム(名字)があとになります。これは英語だけでなく、多くの西洋の言語で共通する順番です。

近年の変化

実は、日本のパスポートや公的な場面では、近年「Tanaka Taro(名字→名前)」の順番を使うことも増えています。これは、日本語の本来の順番を大切にしようという考え方によるものです。どちらの順番にも出会う可能性があることを知っておきましょう。

できることを伝えよう

自己紹介に「できること」を付け加えると、自分らしさがより伝わります。得意なことを話すのは、自信にもつながります。

I can swim.(私は泳げます。) I can play the piano.(私はピアノがひけます。) I can't ski.(私はスキーができません。)

「I can ○○.」で「○○できる」、「I can't ○○.」で「○○できない」を表します。スポーツや楽器など、いろいろな「できること」を伝える練習をしてみましょう。

英語意味
I can swim.泳げます。
I can run fast.速く走れます。
I can cook.料理ができます。
I can speak English a little.英語が少し話せます。

好きなものを付け加えて広げる

自己紹介に、好きなものの説明を組み合わせると、より豊かになります。

Hello. My name is Yuki. I am eleven years old. I like reading books. I can play basketball. I want to be a teacher.(私は先生になりたいです。) Nice to meet you.

「I want to be ○○.」で「○○になりたい」という、将来の夢を伝える表現も使えます。自己紹介は、名前だけでなく自分がどんな人かを表す小さなスピーチなのです。

相手のことも聞いてみよう

自分のことを話すだけでなく、相手に質問することも大切な自己紹介の一部です。

A: My name is Ken. What's your name? B: My name is Emma. A: Where are you from? B: I'm from Australia.

「What's your name?(お名前は?)」「Where are you from?(どちらのご出身ですか?)」は、相手のことを知るための基本の質問です。自己紹介は一方通行ではなく、会話のキャッチボールだと意識しましょう。

ニックネームについて

自己紹介のとき、フルネームだけでなくニックネーム(呼んでほしい名前)を伝えることもよくあります。

My name is Kentaro. Please call me Ken. (私の名前はけんたろうです。ケンと呼んでください。)

「Please call me ○○.(○○と呼んでください)」を使うと、自分の呼ばれ方を相手に伝えられます。英語圏では、フルネームよりも短いニックネームで呼び合うことがとても多いので、覚えておくと会話がスムーズになります。

たとえば「Michael」という名前は「Mike」、「Elizabeth」は「Liz」のように短くなることがよくあります。もし外国の人と友だちになったら、どんなニックネームで呼んでほしいか、聞いてみるのも楽しい会話のきっかけになります。

自己紹介カードを作ってみよう

覚えた表現を組み合わせて、自分だけの自己紹介カードを作ってみましょう。

Name: Yuki Age: 11 From: Osaka I like: soccer, reading I can: swim, play the guitar

カードにまとめておくと、いつでも見返して練習できます。友だちと交換して、お互いのカードを英語で読み上げ合うのも、楽しい発表の練習になります。絵をそえたり、色をぬったりして、自分らしいカードに仕上げると、より愛着を持って練習に取り組めるようになります。

つまずきやすいところ

その1 名前の順番を日本語のままにしてしまう

英語で自己紹介するとき、日本語の感覚で「Tanaka Taro」と名字を先に言ってしまうことがあります。
正式な英語の会話では「名前→名字」の順番が一般的なので、まずはこの順番で練習しましょう(場面によって名字が先の場合もあることも知っておく)。

その2 I am と I can を混同する

「私は○○です」(I am)と「私は○○できます」(I can)の使い分けに迷うことがあります。
状態を表すときはI am、能力を表すときはI canと整理しておきましょう。

その3 fromのあとに国名や都市名を忘れる

「I am from.」だけで終わってしまい、出身地を言い忘れることがあります。
I am from Tokyo.のように、fromのあとに具体的な場所を続けることを意識しましょう。

やってみよう

Q1 「私の名前は○○です」を英語で言うと?

A My name is ○○.

Q2 英語では、名前と名字どちらが先に来ますか。

A 名前(ファーストネーム)が先。名字はあと。

Q3 「私は泳げます」を英語で言うと?

A I can swim.

Q4 「お名前は?」と相手にたずねる英語は?

A What's your name?

まとめ

おうちの方へ

自己紹介は、外国語活動の中でも特に「自分について話す」練習になる大切な単元です。名前の順番のように、日本と海外で当たり前が違う点に気づくことは、これからの国際理解にもつながります。
ご家庭でも、鏡の前で英語の自己紹介を練習してみたり、家族に向けて発表してみたりすると、自信を持って話せるようになります。何度も声に出してくり返すうちに、つっかえずに言えるようになっていきます。