もし外国から友だちが日本に来たら、何をしょうかいしますか? おすし? お祭り? 富士山? 「ようこそ」を表す welcome のあいさつから始めて、日本のすてきなところを英語で伝える言い方を学びましょう。自分の国のことを英語で話せるようになると、世界中の人と友だちになる第一歩になります。
日本に来た人をむかえる一言が、これです。
welcome は「ようこそ・歓迎(かんげい)します」という意味の言葉です。「Welcome to 〜.」の「〜」の部分に場所の名前を入れれば、「〜へようこそ」といういろいろな言い方が作れます。自分の住んでいる町の名前を入れて、「Welcome to my town!(わたしの町へようこそ!)」と言うこともできます。
お店に入ったとき店員さんが言う「いらっしゃいませ」も、英語では「Welcome!」で伝わります。空港の看板や観光地の入り口など、日本の中でも Welcome という言葉はあちこちで見つかります。ぜひ探してみてください。
日本しょうかいでいちばん人気の話題は、やっぱり食べ物です。日本の食べ物の多くは、英語でもそのままの名前で通じます。
| 日本語 | 英語での言い方 |
|---|---|
| すし | sushi |
| てんぷら | tempura |
| ラーメン | ramen |
| おにぎり | rice ball(onigiri でも通じる) |
| おもち | rice cake |
| 緑茶 | green tea |
sushi や tempura のように、日本語がそのまま英語になった言葉はたくさんあります。世界中で日本の食べ物が愛されているしょうこです。しょうかいするときは、「You can eat sushi in Japan.(日本ではおすしが食べられます)」のように言います。
delicious は「とてもおいしい」という意味です。「おすすめ+感想」のセットで伝えると、聞いている人も「食べてみたい!」という気持ちになります。
日本しょうかいの中心になるのが、「You can 〜.(〜できますよ)」の文です。can は「〜できる」を表す言葉でしたね。相手に「日本ではこんなことができますよ」とおすすめするときにぴったりです。
| 英語 | 意味 |
|---|---|
| You can see Mt. Fuji. | 富士山が見られます。 |
| You can eat ramen. | ラーメンが食べられます。 |
| You can enjoy the summer festival. | 夏祭りが楽しめます。 |
| You can visit old temples. | 古いお寺をおとずれることができます。 |
使う動きの言葉(動詞)は、だいたいこの4つでたいていのしょうかいができます。see(見る)・eat(食べる)・enjoy(楽しむ)・visit(おとずれる)。「見るもの」「食べるもの」「楽しむこと」「行く場所」に分けて考えると、文が作りやすくなります。
「You can + 動き + もの」の順番は、日本語と反対です。日本語では「富士山を・見る」ですが、英語では「see(見る)・Mt. Fuji(富士山を)」と、先に動きを言います。「何をする?→何に対して?」の順で口に出す練習をすると、自然に語順が身につきます。
食べ物の次にしょうかいしたいのが、季節の行事と昔からの遊びです。
| 日本語 | 英語での言い方 |
|---|---|
| お正月 | New Year's Day |
| ひな祭り | the Doll Festival |
| 七夕 | the Star Festival |
| 夏祭り | the summer festival |
| 花火 | fireworks |
| おり紙 | origami |
| けん玉 | kendama |
ひな祭りは「人形(doll)のお祭り」、七夕は「星(star)のお祭り」と、英語にすると行事の意味がよく分かるのがおもしろいところです。origami や kendama は、sushi と同じく日本語のまま世界で通じる言葉になっています。
「We have 〜.(〜があります)」も、行事をしょうかいするときによく使う形です。月の名前(January〜December)と組み合わせると、「いつ・何があるか」まで伝えられます。
ここまでの表現をつなげて、日本しょうかいの発表を作ってみましょう。授業でそのまま使える流れです。
組み立ての型は、①あいさつ → ②おすすめ(You can 〜.)と感想(It's 〜.)を2〜3セット → ③さそいの一言 → ④お礼です。感想の言葉は beautiful(美しい)、delicious(おいしい)、fun(楽しい)、exciting(わくわくする)、interesting(おもしろい)などを使い分けると、発表がいきいきします。
最後の「Please come to Japan!」のように、please をつけてさそいの気持ちを伝えると、聞いた人の心に残る発表になります。
「You can eats」のように、can のあとの動詞に s をつけてしまうミスがあります。
can のあとの動詞は、いつももとの形(原形)です。You can eat / You can see と、そのままの形で言いましょう。
sushi・origami は英語として通じますが、「おもち」「おにぎり」はそのままだと伝わらないことがあります。
通じるか分からないときは、「rice cake(お米のケーキ=おもち)」のように、知っている英語で説明する言いかえを用意しておくと安心です。
Mt. は Mount(マウント)を短く書いた形で、「〜山」という意味です。
読むときは「エムティー」ではなく「マウント・フジ」と読みます。書くときの形と読み方がちがう言葉なので、注意しましょう。
Q1 「日本へようこそ!」を英語で言うと?
A Welcome to Japan!
Q2 「富士山が見られますよ」とおすすめする言い方は?
A You can see Mt. Fuji.(can のあとの動詞はもとの形)
Q3 七夕を英語で言うと?
A the Star Festival(星のお祭り)
Q4 日本語のまま英語として世界で通じる言葉を2つあげると?
A sushi、origami など(tempura・ramen・kendama も通じる)
この単元は「自分の国・地域のことを英語で発信する」初めての活動で、中学の「日本文化を紹介するスピーチ」に直接つながります。ご家庭では「うちの町のおすすめを英語で1つ言うなら?」と話し合ってみてください。名所や食べ物を選ぶ過程そのものが、地域を見直す社会科的な学びにもなります。You can 〜. の文型は前の単元の can の復習でもあるので、言えたらぜひほめてあげてください。日本語のまま世界で通じる言葉(sushi・origami など)を親子で探すのも、外国語への興味を広げるよいきっかけになります。