「今、何時?」は英語で「What time is it?」。時計が読めれば、あとは数字を英語で言うだけで時こくが伝えられます。朝の7時と夜の7時を区別するa.m.とp.m.のひみつもいっしょに見ていきましょう。
時こくを聞く言い方と、答え方の基本の形はこれだけです。
time(タイム)が「時間」、What time で「何時」という意味になります。答えるときは「It's + 数字」。このitは天気の文と同じで、意味はなく主語の席をうめるためのitなので、「それは」と訳す必要はありません。
o'clock(オクロック)は「ちょうど○時」のときにつける言葉です。「It's three.」だけでも伝わりますが、「It's three o'clock.」と言うと「3時ちょうど」という感じがはっきりします。
分までくわしく言いたいときは、時→分の順番で数字を2つならべるだけです。
日本語と同じ順番(時→分)なので、考え方はかんたんです。数字の英語(one〜sixty)があやしい人は、数の単元を先に復習しておくと、時こくの単元がぐっと楽になります。
| 時こく | 英語 |
|---|---|
| 6:00 | It's six o'clock. |
| 6:10 | It's six ten. |
| 6:30 | It's six thirty. |
| 6:55 | It's six fifty-five. |
英語の時こくには、12時間で表す言い方がよく使われます。すると「7時」が朝なのか夜なのか分かりません。そこで使うのがa.m.(午前)とp.m.(午後)です。
| 記号 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| a.m. | 午前(真夜中の12時〜昼の12時) | 7 a.m.=朝の7時 |
| p.m. | 午後(昼の12時〜真夜中の12時) | 7 p.m.=夜の7時 |
a.m.とp.m.は、もともとラテン語という古い言葉の頭文字です。むずかしい由来は覚えなくてOK。アルファベット順で a が先、1日も午前が先と結びつけると、どちらが午前か迷わなくなります。
この単元では、自分の1日の生活時間を英語で紹介する活動がよく行われます。
「何時に〜しますか?」は「What time do you 〜?」、答えは「I 〜 at 時こく.」の形です。時こくの前にはatをつけるのがポイントです。
| 英語 | 意味 |
|---|---|
| get up | おきる |
| eat breakfast | 朝ごはんを食べる |
| go to school | 学校へ行く |
| do my homework | 宿題をする |
| take a bath | おふろに入る |
| go to bed | ねる |
「go to bed」は「ベッドに行く」=「ねる」という決まった言い方です。ふとんでねる人も go to bed と言ってかまいません。自分の1日を朝から順に、「おきる→朝ごはん→学校→宿題→おふろ→ねる」と時こくつきで言えるようになれば、この単元は合格です。紙に自分の「1日の時間割ポスター」を作って、英語の文をそえてみるのもおすすめです。
「It's "Homework Time".(宿題の時間だよ)」のように、It's "○○ Time".という言い方で「〜の時間」と伝えることもできます。
家の中の「〜の時間だよ!」というよびかけを英語にしてみると、時こくの単元が毎日の生活とつながって、ぐっと身近になります。
時こくの英語を覚えたら、ちょっと面白い事実を1つ。日本が朝の8時のとき、アメリカのニューヨークは前の日の夜7時ごろ。地球は丸くて回っているので、場所によって時こくがずれているのです。このずれを「時差」といいます。
だから「What time is it in New York?(ニューヨークは今、何時?)」という質問が、英語の世界では本当に意味を持ちます。日本国内なら答えはどこでも同じですが、世界が相手なら、場所によって答えが変わるからです。
外国に家族や知り合いがいる人は、電話をかけるときに相手の時こくを考える必要があります。「日本が夜9時なら、向こうは何時だろう?」と計算してみるのは、英語と算数と社会が一度につながる、ぜいたくな頭の体操です。年末のテレビで「世界のあちこちで新年をむかえる瞬間」が順番に中継されるのも、この時差があるからこそ。時こくの英語は、世界の広さを感じる入り口にもなっています。
夜の8時を「8 a.m.」と書いてしまうミスがよくあります。
aが先=午前が先。アルファベットの順番と1日の順番をセットで思い出しましょう。
「I get up 6:30.」のように、時こくの前のatがぬけがちです。
「〜時に」と言いたいときはat+時こく。「at=時こくのくっつき虫」と覚えましょう。
日本語の「7時15分」の順にひきずられて分から言うことはあまりありませんが、読むときに「fifteen seven」と逆にしてしまうことがあります。
英語も日本語と同じ時→分の順番です。
Q1 「今、何時ですか?」を英語で言うと?
A What time is it?
Q2 「8時30分です」を英語で言うと?
A It's eight thirty.
Q3 「朝の6時」を記号を使って表すと、6 a.m.と6 p.m.のどちら?
A 6 a.m.(a.m.=午前)
Q4 「私は午後9時にねます」を英語で言うと?
A I go to bed at 9 p.m.(時こくの前にat)
時こくの英語は、数の英語(1〜60)が土台になります。つまずいているように見えたら、原因は英語表現ではなく数字の言い方にあることも多いので、まず数を英語で数える遊びから戻るのがおすすめです。「What time is it?」と食事やおふろの前に聞く習慣をつくると、1日に数回、自然な練習の機会がつくれます。デジタル時計よりアナログ時計で答えさせると、算数の時計の学習の復習にもなります。時こくは毎日必ず使う話題なので、あせらず気長に、生活の中でくり返し声をかけてあげてください。