「ペンを持っているよ」を英語で言うと「I have a pen.」。この have(ハブ)は「〜を持っている」という意味の、とても出番の多い言葉です。持ち物・ペット・きょうだいなど、自分がもっているものを紹介するときに、いつも使えます。使い方を順番に見ていきましょう。
「私は〜を持っている」は、I have のうしろに、もっているものを続けます。
have は「持っている」のほか、「飼っている」「(きょうだいなどが)いる」という意味にもなります。「I have 〜」の形はいつも同じで、うしろの言葉を入れかえるだけで、いろいろなことが言えます。持ち物でも、ペットでも、この一つの形でまとめて表せるのが、have の便利なところです。まずは「I have 〜」を、自分の口でくり返して覚えましょう。
「一つの」を表す a は、次の言葉が母音(ア・イ・ウ・エ・オに近い音)で始まるとき an に変わります。
| 言い方 | 意味 | ポイント |
|---|---|---|
| a pen | 一本のペン | ふつうは a |
| a book | 一冊の本 | ふつうは a |
| an apple | 一個のりんご | 母音の音で始まるので an |
| an egg | 一個のたまご | 母音の音で始まるので an |
a か an かは、次の言葉の「音」で決まります。apple や egg のように、ア・エの音で始まる言葉には an をつけます。「an apple」のように、つなげて言うと発音しやすくなります。むずかしければ、まずは a を基本にして、apple などよく出る言葉だけ an と覚えれば十分です。数えられないもの(water など)には a も an もつけません。
相手に「〜を持ってる?」と聞くときは、文の前に Do you をつけます。
「Do you have 〜?」で、相手の持ち物をたずねられます。答えるときは、持っていれば「Yes, I do.」、持っていなければ「No, I don't.」と言います。持っていないことをはっきり言うときは「I don't have a pen.(ペンを持っていない)」のように、have の前に don't をおきます。友だちに文ぼう具を借りたいときなどに、そのまま使える便利な聞き方です。
2つ以上のものを持っているときは、a をやめて、言葉のうしろに s をつけます。
1つのときは「a dog」、2つ以上のときは「two dogs」のように、うしろに s をつけて数の多さを表します。「かぞえよう」の単元で習った複数形の s が、ここでも役に立ちます。数がはっきりしないときは「many(たくさんの)」「some(いくつかの)」を前におくと、「たくさん持っている」と言えます。a と s は同時には使わないので、そこだけ気をつけましょう。
have は「持っている」だけでなく、「きょうだいがいる」と言うときにも使えます。
日本語では「兄がいる」と言いますが、英語では have を使って「I have a brother.」と言います。人数が2人以上なら、s をつけて「two sisters」とします。ものだけでなく、家族の話にも have が広く使えると分かると、言えることが一気に増えます。「あなたはきょうだいがいる?」は「Do you have any brothers or sisters?」とたずねられます。自分の家族を英語で紹介できるように、練習してみましょう。
自分(I)や相手(you)は have ですが、「あの子は」「お父さんは」のように一人の他の人のときは、have が has(ハズ)に変わります。
I や you のときは have、he・she や「お父さん・お母さん」など一人の他の人のときは has、と形が変わります。この使い分けは中学でくわしく習うので、今は「自分と相手は have、ほかの一人は has になることもある」と、頭のすみに置いておくだけでだいじょうぶです。まずは自分のことを言う「I have 〜」をしっかり使えるようにしましょう。
have を使って、自分の持ち物やペットを紹介してみましょう。会話が広がります。
「I have 〜」で自分の持ち物を伝え、「Do you have 〜?」で相手にたずねる。この2つを行き来すると、自然な会話になります。「Nice!(いいね!)」のようなあいづちを入れると、話がもっとはずみます。自分のお気に入りの持ち物を英語で言えるように、いくつか練習しておくとよいでしょう。
apple のように母音の音で始まる言葉には an をつけます。
「a apple」ではなく「an apple」と言いましょう。
「a dogs」は正しくありません。1つなら a dog、2つ以上なら two dogs です。
a(1つ)と s(2つ以上)は同時に使いません。
「Do you have 〜?」の have はそのままの形です。
Do you のうしろの言葉は、形を変えずに使います。
Q1 「私はペンを持っています」を英語で言うと?
A I have a pen.
Q2 apple の前につくのは a と an のどちら?
A an(母音の音で始まるため。an apple)
Q3 「ペンを持ってる?」と英語でたずねると?
A Do you have a pen?
Q4 「犬を2ひき飼っています」を英語で言うと?
A I have two dogs.
have は使用頻度がとても高い基本動詞で、中学英語でも所有・経験・使役など幅広く登場します。この段階では「I have 〜」「Do you have 〜?」の2つの形に絞り、身のまわりの持ち物やペットで口に出す練習が効果的です。a/an の使い分けは音で決まるため、理屈より「an apple」のようによく出る組み合わせを耳と口で覚えるのが近道です。ご家庭では、筆箱やかばんの中身を英語で言い合う遊びが、そのまま練習になります。「文ぼう具」「かぞえよう」の記事とあわせて読むと、単語や複数形のsが定着しやすくなります。