「フォーク」「ナイフ」「トマト」──これらはすべて、もともと英語(や他の外国語)から日本語に入ってきた言葉です。食べ物の英語は、じつはすでに知っているものがたくさんあります。身近な食卓から、英語を見つけていきましょう。
カタカナ語として、すでに日本語に入っている食べ物の名前です。ふだん何気なく使っている言葉が、実は英語だったということも多くあります。
| 英語 | 日本語 |
|---|---|
| tomato | トマト |
| banana | バナナ |
| orange | オレンジ |
| salad | サラダ |
| hamburger | ハンバーガー |
| pizza | ピザ |
これらは発音も日本語のカタカナに近いので、比かく的覚えやすい言葉です。すでに知っている言葉が多いことに気づくと、食べ物の単元は自信を持って取り組みやすくなります。
次に、少し発音に気をつけたい食べ物の英語です。毎日の食事の中で、くり返し練習していきましょう。
| 英語 | 読み方 | 意味 |
|---|---|---|
| rice | ライス | ごはん・米 |
| bread | ブレッド | パン |
| egg | エッグ | たまご |
| milk | ミルク | 牛にゅう |
| fish | フィッシュ | 魚 |
| meat | ミート | 肉 |
| apple | アップル | りんご |
| cake | ケイク | ケーキ |
「pan(パン)」は日本語では食べ物ですが、英語の「pan」はフライパンという意味です。日本語の「パン」は、実はポルトガル語がもとになった言葉で、英語ではありません。同じような音でも意味がまったく違う言葉があることは、外国語を学ぶうえでとても大事な気づきです。
食べ物を紹介したら、好き・きらいを伝える表現も覚えましょう。自分の気持ちをはっきり伝える練習になります。
「I like ○○.」で「好き」、「I don't like ○○.」で「好きではない」、「I love ○○.」で「大好き」という、強さの違う3つの言い方があります。
| 強さ | 英語 |
|---|---|
| 大好き | I love ○○. |
| 好き | I like ○○. |
| 好きではない | I don't like ○○. |
好き・きらいだけでなく、理由もいっしょに伝えると、コミュニケーションが深まります。理由を添えるだけで、話がぐっと具体的になります。
「Because(なぜなら)」を使って理由を伝える練習をしてみましょう。「delicious(おいしい)」以外にも、「sweet(あまい)」「spicy(からい)」などの言葉を組み合わせると、表現の幅が広がります。味を表す言葉をたくさん知っておくと、感想をより豊かに伝えられるようになります。
| 英語 | 意味 |
|---|---|
| delicious | とてもおいしい |
| sweet | あまい |
| spicy | からい |
| sour | すっぱい |
食べ物を注文したり、食事に招待されたりしたときに使える表現もあります。海外旅行や国際交流の場でも、きっと役立ちます。
| 英語 | 意味 |
|---|---|
| I'm hungry. | おなかがすきました。 |
| I'm full. | おなかがいっぱいです。 |
| It's delicious! | おいしいです! |
| Can I have some water? | お水をいただけますか? |
日本語の「いただきます」「ごちそうさま」に、ぴったり同じ意味の英語はありません。多くの英語圏では、食べ始める前に「Enjoy your meal!(どうぞ召し上がれ)」と声をかける文化があります。
お店で食べ物を選んだり注文したりするときの表現も覚えておくと便利です。
「I'd like ○○, please.」は「I want」よりもていねいな注文の仕方で、お店で使うのにぴったりの表現です。「How much is this?(これはいくらですか?)」も、買い物のときによく使う質問です。
レストランでは「Can I have the menu, please?(メニューをいただけますか?)」という表現もよく使われます。ていねいな言い方を1つ覚えておくと、お店の人にも気持ちよく対応してもらえます。
食べ物の話題は、世界のいろいろな国の文化を知るきっかけにもなります。
| 国 | よく食べられているもの |
|---|---|
| イタリア | pasta(パスタ)、pizza(ピザ) |
| インド | curry(カレー) |
| フランス | bread(パン)、cheese(チーズ) |
「What food is popular in Italy?(イタリアではどんな食べ物が人気ですか?)」のように、世界の食文化について質問し合うのも、食べ物の単語を使った楽しい学習になります。世界地図を広げながら、それぞれの国でよく食べられているものを調べてみると、地理や社会科の学びともつながっていきます。
日本語の「パン」は英語では「bread」。
英語の「pan」はフライパンという意味なので、まったく別の言葉だと覚えておきましょう。
どちらも「好き」と訳されるので、混同しやすいです。
likeは「好き」、loveは「大好き」という強さの違いです。使う場面に応じて選びましょう。
「好きではない」を伝えるとき、don'tを入れ忘れてしまうことがあります。
I don't like ○○.のように、likeの前にdon'tを入れることを意識しましょう。
Q1 「たまご」を英語で言うと?
A egg(エッグ)。
Q2 「りんごが好きです」を英語で言うと?
A I like apples.
Q3 「魚は好きではありません」を英語で言うと?
A I don't like fish.
Q4 英語のpanは、日本語のパンと同じ意味ですか。
A いいえ。英語のpanはフライパンという意味。日本語のパンはbreadにあたる。
食べ物の話題は、子どもにとって身近で話しやすいテーマです。夕食のときに「What do you like?」と聞いてみたり、買い物のときに食品の名前を英語で言ってみたりすると、生活の中で自然に練習ができます。
好ききらいをはっきり言葉にする練習は、英語だけでなく自分の気持ちを伝える力にもつながります。食卓を囲みながら、その日の献立を英語で言ってみる習慣をつけるのもおすすめです。