英語の授業で、先生が「Stand up.」「Open your book.」と英語で言うのを聞いたことはありませんか。こうした授業中に使う英語を「教室英語(classroom English)」といいます。意味が分かると、授業がぐっと楽しく、分かりやすくなります。よく使う教室の言葉を覚えていきましょう。
まずは、体を動かす指示の言葉です。先生がよく口にするので、聞いてすぐ動けるようにしておくと便利です。
| 英語 | 意味 |
|---|---|
| Stand up. | 立ちましょう。 |
| Sit down. | すわりましょう。 |
| Open your book. | 本を開きましょう。 |
| Close your book. | 本を閉じましょう。 |
| Look at the board. | こくばんを見ましょう。 |
| Raise your hand. | 手をあげましょう。 |
これらの言葉は、動きの言葉(動詞)から始まっているのが特ちょうです。「〜しましょう」と、みんなにお願いしたりさそったりするときは、このように動詞から文を始めます。先生の言葉を聞きながら実際に体を動かすと、意味と動作が結びついて、自然に覚えられます。英語で言われた通りに動く「サイモン・セズ」のようなゲームをすると、遊びながら教室英語が身につきます。聞いて理解し、すぐ行動する力は、英語を使ううえでとても大切な力になります。
英語の授業は、英語のあいさつで始まり、英語のあいさつで終わることが多いです。決まった言い方なので、まるごと覚えてしまいましょう。
「How are you?(元気ですか?)」と聞かれたら、「I'm fine, thank you.(元気です)」と答えるのが基本です。授業のおわりには「See you!(またね!)」とあいさつします。あいさつは、気持ちよく授業を始めたり終えたりするための大切な言葉です。明るい声で言うと、教室の雰囲気も明るくなります。あいさつは、外国の人と会ったときにも、いちばん最初に交わす大切な言葉です。教室で毎回くり返すうちに、考えなくても自然に口から出るようになります。この「体にしみこんだ英語」は、いざというときに必ず役に立ちます。
先生の指示に対して、英語で返事ができると、授業により積極的に参加できます。短い言葉ばかりなので、すぐ使えます。
| 英語 | 意味 |
|---|---|
| OK. | わかりました。 |
| Here you are. | はい、どうぞ。(ものをわたすとき) |
| Yes, I do. | はい、そうです。 |
| Me, please! | 私にやらせてください! |
手をあげて発表したいときは「Me, please!(私に!)」と言えます。ものをわたすときは「Here you are.(はい、どうぞ)」です。こうした短い返事を使えるようになると、英語でのやりとりがぐっとスムーズになり、授業がもっと楽しくなります。返事は短くても、声に出すことに大きな意味があります。まちがえても気にせず、どんどん口に出してみましょう。使えば使うほど、英語は自分のものになっていきます。
英語が聞き取れなかったり、分からなかったりしたときに使える言葉も、とても大切です。えんりょせず使いましょう。
聞きのがしたら「One more time, please.(もう一回)」とたのめます。言い方が分からないときは「How do you say 〜 in English?(〜は英語で何と言う?)」とたずねられます。こうした「たすけを求める言葉」を知っておくと、こまったときも安心して授業に取り組めます。分からないことを英語で伝えられるのも、りっぱな力のひとつです。だまってしまうより、ずっと前に進めます。
英語の授業では、友だちとペアになって話す活動がよくあります。そのときに使う言葉も覚えておきましょう。
ペアで練習するときは「Let's start.(始めよう)」で始め、「Your turn.(きみの番)」と順番を伝え合います。友だちが上手にできたら「Good job!(よくできたね)」とほめてあげましょう。おたがいにはげまし合うと、練習がもっと楽しくなり、英語を話すことへの自信も育っていきます。ペアやグループで英語を使う時間は、まちがいをおそれずに練習できる、とてもよい機会です。友だちと声をかけ合いながら、たくさん英語を口に出してみましょう。
Stand up. や Open your book. は、動きの言葉(動詞)から始まる「〜しましょう」という文です。
単語ではなく、みじかい文だと考えると分かりやすくなります。
あいさつは、返事があってこそ気持ちが通じます。
「I'm fine, thank you.」など、自分の言葉で返す習慣をつけましょう。
分からないときは、だまらずに「One more time, please.」や「I don't know.」と伝えてよいのです。
たすけを求める言葉も、大切な英語の力です。
Q1 「立ちましょう」を英語で言うと?
A Stand up.
Q2 「本を開きましょう」を英語で言うと?
A Open your book.
Q3 「もう一回、お願いします」を英語で言うと?
A One more time, please.
Q4 友だちが上手にできたとき、ほめる一言は?
A Good job!
教室英語は、英語を「勉強するもの」から「使うもの」に変える、とても実用的な題材です。意味が分かると授業への安心感が生まれ、英語をこわがらずに使えるようになります。ご家庭では、朝の「Stand up.」やお手つだいのときの「Here you are.」など、生活の中で短い指示やあいさつを英語にしてみてください。分からないときに「One more time, please.」と言える力は、これからの学びを支える大切な姿勢につながります。