3年 英語 英語でこれ・あれを言おう

英語でこれ・あれを言おう ── This is ~ と What's this?

「これはペンだよ」を英語で言うと「This is a pen.」。この This(ジス)は「これ」、近くにあるものを指すときの言葉です。少しはなれたものを指すときは That(ザット)=「あれ」を使います。ものを紹介したり、名前をたずねたりする言い方を、順番に見ていきましょう。

This is 〜 で「これは〜」

近くにあるものを「これは〜だよ」と紹介するときは、This is のうしろに、ものの名前をおきます。

This is a pen.(これはペンだよ。) This is a dog.(これは犬だよ。)

This is 〜 は、自分の近くにあるものや、となりにいる人を紹介するときに使います。ものの名前の前には、ふつう a(一つの)をつけます。「This is my friend.(こちらはわたしの友だちだよ)」のように、人を紹介するときにも使える、とても便利な言い方です。指をさしながら言うと、相手にどれのことか、よく伝わります。まずは This is 〜 の形を覚えましょう。

近くは This、遠くは That

指すものが近いか遠いかで、This と That を使い分けます。

言葉意味使うとき
This is 〜.これは〜近くのもの・人
That is 〜.あれは〜少しはなれたもの・人

手の近くにあるものは This(これ)、少しはなれたところにあるものは That(あれ)で指します。「That is a bird.(あれは鳥だよ)」のように使います。That is は、はやく言うときに「That's(ザッツ)」と縮めることもあります。近い・遠いで言葉を選ぶ、と覚えておくと分かりやすいです。指さしたものの遠さで、どちらを使うか決めましょう。

What's this? で名前をたずねる

「これは何?」と、ものの名前をたずねるときは What's this? を使います。

What's this?(これは何?) It's a cat.(それはねこだよ。)

What's this? は「これは何?」という意味で、What is this? を縮めた形です。答えるときは It's(イッツ)のうしろに、ものの名前をつけて「It's a cat.(ねこだよ)」のように言います。遠くのものなら「What's that?(あれは何?)」とたずねます。知らないものを見つけたときに、名前を聞ける、わくわくする言い方です。答えるときは a を忘れずにつけましょう。

色や様子もつけ足せる

ものの名前だけでなく、色や様子を表す言葉をそえると、もっとくわしく紹介できます。

This is a red apple.(これは赤いりんごだよ。) That is a big dog.(あれは大きい犬だよ。)

「色(colors)」の単元で習った red(赤い)や、big(大きい)などの言葉を、ものの名前の前におくと、「赤いりんご」「大きい犬」のようにくわしく言えます。順番は「a + 様子 + ものの名前」です。色や大きさをつけ足すだけで、伝わる様子がぐっと生き生きします。自分の身のまわりのもので、色や様子をつけて紹介してみましょう。言えることがどんどん増えていきます。

人を紹介するときも This is

This is 〜 は、ものだけでなく、そばにいる人を「こちらは〜だよ」と紹介するときにも使えます。

This is my friend, Ken.(こちらはわたしの友だちのケンだよ。) This is my sister.(こちらはわたしの妹(姉)だよ。)

人を紹介するときは、a をつけずに「This is my friend(わたしの友だち)」のように言います。my(わたしの)をつけて、だれとの関係かを表せます。紹介された相手は「Nice to meet you.(はじめまして)」とあいさつを返します。ものを指すときと人を紹介するときで、同じ This is 〜 が使えるのはとても便利です。ただし、人には a をつけない点だけ気をつけましょう。友だちや家ぞくを英語で紹介してみると、楽しく練習できます。なお、電話で「わたしは〜です」と名のるときも This is 〜 を使います。場面によって「これ」「こちら」「わたしは」と意味がかわるので、どんな場面で使われているかを考えながら聞くと、意味を取りちがえずにすみます。

ものを紹介し合おう

This is 〜 や What's this? を使って、持ち物や見つけたものを紹介し合ってみましょう。

A: What's this?(これ何?) B: It's a new pen.(新しいペンだよ。) A: Wow, this is nice!(わあ、これいいね!)

「What's this?」でたずね、「It's 〜.」で答える。この行き来で、自然な紹介のやりとりになります。「Wow!(わあ!)」「Nice!(いいね!)」のようなあいづちを入れると、会話がもっとはずみます。自分のお気に入りのものを英語で紹介できるように、いくつか練習しておくとよいでしょう。指さしと表情もそえると、気持ちがよく伝わります。

つまずきやすいところ

その1 This と That を取りちがえる

近くは This(これ)、遠くは That(あれ)です。
指すものの遠さで、どちらを使うか決めましょう。

その2 a をつけ忘れる

ものの名前の前には、ふつう a をつけます。
「This is pen」ではなく「This is a pen」と言いましょう。

その3 答えるとき It's をわすれる

「What's this?」には It's 〜 で答えると自然です。
「a cat」だけより「It's a cat.」がていねいです。

やってみよう

Q1 「これはペンだよ」を英語で言うと?

A This is a pen.

Q2 「あれは鳥だよ」を英語で言うと?

A That is a bird.

Q3 「これは何?」を英語でたずねると?

A What's this?

Q4 「それはねこだよ」を英語で答えると?

A It's a cat.

まとめ

おうちの方へ

This is 〜 / That is 〜、What's this? は、ものや人を紹介したり名前をたずねたりできる、会話の基本となる表現です。中学英語でも指示語として重要ですが、この段階では文法用語より、実物を指さしながら「This is a 〜」「What's this?」と口に出す練習が効果的です。近い・遠いで This と That を選ぶ感覚は、身のまわりのもので実際に指さして言うとつかみやすくなります。ご家庭では、部屋の中のものを英語で「これ何?」「〜だよ」と紹介し合う遊びがおすすめです。「色」「どこ(where)」の記事とあわせて読むと、色や場所の言い方と組み合わさって、紹介できることが広がります。a のつけ忘れは中学でも多いつまずきなので、早いうちから「This is a 〜」とセットで覚えておくと安心です。人を紹介するときは a をつけない、という違いも、実際に友だちや家ぞくを紹介する場面でくり返すうちに、自然と身についていきます。まずは身近なものと人で、たくさん口に出してみるのがいちばんの近道です。指さしや表情もそえると、伝える力がさらに育っていきます。