小1「英語で乗り物の名前を言おう」

この単元について

車・バス・電車など、乗り物は毎日の生活で必ず目にする、とても身近な英語学習の題材です。小学1年生では、まず「見て・聞いて・まねする」ことを大切にしながら、身近な乗り物の英語名を楽しく覚えていきます。このページでは基本の乗り物の単語、What's this?のたずね方、学校でのアクティビティ、家庭での練習方法までをやさしく紹介します。

身近な乗り物の英語:まず覚えたい8語

日本語 英語 発音 ポイント
carカー「カー」と伸ばして言う。「キャー」ではない
バスbusバス日本語とほぼ同じ音で通じやすい
電車trainトレイン最初は日本語読みの「トレイン」でOK
自転車bikeバイク短くて言いやすい単語からスタート
飛行機planeプレイン「エアプレイン」より短く覚えやすい
boatボート小さめの船を指すやさしい単語
タクシーtaxiタクシー日本語とほぼ同じ発音で通じる
消防車fire truckファイア トラック子どもに人気の「はたらく車」の代表

いきなり全部を覚える必要はありません。まずは3〜4語を確実に言えるようにしてから、少しずつ増やしていきましょう。

「これは何?」とたずねる言い方

乗り物の絵や写真を見せながら、たずねたり答えたりする基本のやり取りです。

場面英語日本語訳
これは何とたずねるWhat's this?これは何ですか?
車だと答えるIt's a car.それは車です。
好きだと伝えるI like buses.バスが好きです。

「What's this?」は乗り物以外にも、色や動物など、いろいろな単元で繰り返し使う万能フレーズです。1年生のうちにこの決まり文句を体で覚えておくと、これから習う単元でもすんなり使えるようになります。

学校での学び方:アクティビティの例

1. 乗り物カード当てゲーム

先生が乗り物のカードを1枚ずつ見せて「What's this?」とたずねます。子どもたちは絵を見て「It's a bus!」のように大きな声で答えます。

2. 乗り物の音まねあそび

「car」なら「ブーン」、「train」なら「ガタンゴトン」のように、乗り物の音を英語の単語と一緒に体を動かしながら表現します。

3. 教室内乗り物さがし

絵本やポスターの中から乗り物を見つけて、先生と一緒に「car!」「bus!」と声に出す活動です。

4. すきな乗り物はっぴょう

「I like ○○.」の文型で、自分の好きな乗り物をお友達に伝える活動です。簡単な文でも人前で話す第一歩になります。

つまずきやすいポイント

1. 「bus」と「bike」の聞き間違い

どちらも「b」の音で始まるため、耳が慣れないうちは混同しやすいです。

2. 「train」の発音が難しい

「トレイン」の「トゥ」の部分がうまく出せないことがあります。

3. What's this?の意味がつかめない

質問文の意味より先に「答え方」だけを覚えてしまい、質問の意味が分からないことがあります。

家庭での練習方法

1. お出かけ先で「見つけたら言う」ゲーム

お出かけ中に見かけた乗り物を、親子で英語で言い合う習慣をつけましょう。

2. おもちゃの乗り物を使った練習

3. 絵本・歌の活用

乗り物が出てくる英語の絵本や歌を親子で一緒に見て、出てきた単語を指さしながら発音する練習も効果的です。

4. お絵かきしながら練習

好きな乗り物の絵を描きながら「I made a car.」のように声に出すと、手を動かす楽しさと英単語が結びつきます。

他教科との結びつき

生活科との連携

まちたんけんなどで見かけた乗り物を、英語でも言えるようにすると、体験と言葉が結びつき記憶に残りやすくなります。

図工との連携

好きな乗り物の絵をかいて、その名前を英語で発表する活動は、図工と英語を組み合わせた楽しい学習になります。

音楽との連携

乗り物の音まねあそびは、リズムに乗せて言葉を覚える音楽的な学びともつながります。

もっと乗り物の英語を広げよう

色と組み合わせて表現を広げる

すでに学んだ色の単語(red, blue, yellowなど)と乗り物を組み合わせると「a red car」「a yellow bus」のように、2語だけでもぐっと表現の幅が広がります。

大きい・小さいで比べてみる

「big car」「small car」のように、大きさの単語(big/small)を組み合わせると、乗り物の見た目のちがいも英語で伝えられるようになります。

数と組み合わせて数える

「one car, two cars」のように数字と組み合わせると、算数の「かず」の学びともつながる英語表現になります。

空・陸・海で分類してみよう

覚えた乗り物を「空を飛ぶもの」「陸を走るもの」「海を進むもの」の3つに分けて整理すると、単語どうしのつながりが見えてきて記憶に残りやすくなります。1年生のうちは難しい単語を無理に覚えるより、「これは空?それとも陸?」と親子でクイズのように楽しみながら分類していくのがおすすめです。

「helicopter」は少し長い単語ですが、「クルクル回る羽根」のイメージと一緒に見せると、子どもはすぐに音を覚えてしまうことが多い単語です。絵カードを使って「これは空のなかま?陸のなかま?」と仕分けあそびをすると、単なる暗記ではなく、考えながら覚える練習になります。

働く乗り物(はたらく車)にも注目

消防車(fire truck)や救急車(ambulance)、パトカー(police car)など、「はたらく乗り物」は子どもたちに人気の高いテーマです。それぞれが「何をする乗り物か」を日本語で簡単に説明してから英語名を紹介すると、興味を持って覚えやすくなります。

絵本や図鑑で「はたらく車」を見つけるたびに、覚えた英語名を声に出す習慣をつけると、特別な学習時間を作らなくても自然と語彙が増えていきます。

まとめ

乗り物は毎日の生活の中で自然に目にするものだからこそ、特別な教材がなくても練習を続けられます。お出かけのたびに「これ英語で何て言うんだっけ?」と親子で楽しみながら取り組んでみてください。