小1「英語で自己しょうかいをしよう」

この単元について

はじめて会う人に自分のことを伝える「自己しょうかい」は、英語の学習でもとても大切な最初の一歩です。名前・好きなもの・あいさつの3つを組み合わせるだけで、りっぱな自己しょうかいができあがります。このページではMy name is ~.I'm ~.を使った名前の言い方、I like ~.で好きなものを伝える表現、Nice to meet you.のあいさつ、学校・家庭でできる練習法をやさしく紹介します。

自己しょうかいの基本の形

My name is ~.(わたしの名前は〜です)

自分の名前を伝えるときの、いちばん基本の言い方です。「~」のところに自分の名前を入れるだけで文が完成します。

I'm ~.(わたしは〜です)

「My name is」よりも短く、名前を伝えるときによく使われる言い方です。

Nice to meet you.(はじめまして)

はじめて会う人にあいさつするときの決まり文句です。名前を言ったあとにつけ加えます。

好きなものを伝える:I like ~.

自己しょうかいに好きなものを加えると、相手に自分のことがより伝わりやすくなります。

英語の文 意味 使い方のポイント
I like dogs. わたしは犬が好きです 好きなものが2つ以上あるときは複数形(dogs)にする
I like soccer. わたしはサッカーが好きです スポーツの名前はそのまま単数形で使う
I like apples. わたしはりんごが好きです 果物や食べ物も複数形にすることが多い
I don't like ~. わたしは〜が好きではありません 好きではないものを伝えるときに使う

What do you like?(あなたは何が好きですか)

相手の好きなものをたずねるときの言い方です。「I like ~.」で答えるやりとりをセットで練習します。

自己しょうかいの組み立て方

次の3つのパーツを組み合わせると、自然な自己しょうかいができます。

  1. あいさつ:Hello! / Hi!
  2. 名前:My name is ~. / I'm ~.
  3. 好きなもの:I like ~.

例:Hello! My name is Sora. I like cats. Nice to meet you.(こんにちは。わたしの名前はそらです。ねこが好きです。はじめまして)

最後に「Thank you.」(ありがとうございました)をつけ加えると、発表らしい形になります。

学校での学び方:アクティビティの例

1. 自己しょうかいカードづくり

自分の名前・好きなものを絵と英語で書いたカードを作り、友だちに見せながら発表する活動です。

2. ペアで自己しょうかいごっこ

となりの席の友だちと「My name is ~. Nice to meet you.」を交換し合う、ペア練習の定番活動です。

3. 自己しょうかいビンゴ

クラスの友だち何人かに「What do you like?」とたずねて回り、答えをビンゴカードに書きこむ活動です。

4. ぬいぐるみの自己しょうかい

お気に入りのぬいぐるみになりきって「My name is Kuma. I like honey.」のように自己しょうかいする、想像力を使った活動もあります。

つまずきやすいポイント

1. My name isとI'mの使い分けに迷う

どちらも「わたしは〜です」と訳せるため、使い分けが分からなくなることがあります。

2. likeのあとの形がわからない

「I like dog.」のように、複数形のsをつけ忘れることがあります。

3. Nice to meet you.の発音が難しい

単語数が多く、つなげて発音するとどこで区切ればいいか分からなくなることがあります。

4. 名前の発音が日本語式になる

自分の名前をローマ字読みのまま英語の中で発音してしまうことがあります。

5. Whatとwhoを混同する

「What do you like?」を「Who do you like?」と言い間違えることがあります。

家庭での練習方法

1. 家族に向けた自己しょうかい発表会

「My name is ~. I like ~.」を覚えたら、家族の前で発表する小さな発表会を開くと、自信をもって言えるようになります。

2. 鏡の前で自己しょうかい練習

鏡を見ながら自分に向かって自己しょうかいすると、表情や声の大きさも一緒に練習できます。

3. ぬいぐるみとの自己しょうかいごっこ

ぬいぐるみを相手に見立てて「Hello! My name is ~.」と話しかける遊びも、抵抗なく練習できる方法です。

4. 好きなものリストを英語で書く

好きな食べ物・動物・遊びを英語の単語でリストにしておくと、「I like ~.」の文にすぐ入れかえられます。

5. 電話ごっこでの自己しょうかい

おもちゃの電話を使って「Hello, this is ~. Nice to meet you.」のように話す遊びも楽しく練習できます。

6. 自己しょうかいカードのプレゼント交換

親子でおたがいの自己しょうかいカードを作って交換すると、英語で人に伝える楽しさを実感できます。

発音練習のコツ

ゆっくり大きな声で言う

自己しょうかいは相手に自分を知ってもらうための言葉なので、正確さよりもまずはっきり伝えることを大切にします。

名前を一番はっきり言う

文の中でも自分の名前の部分は特にゆっくり、はっきり発音する練習をすると、相手に伝わりやすくなります。

笑顔で言う練習をする

自己しょうかいは第一印象を作る場面でもあるため、笑顔で言う練習をセットで行うと自然な英語らしさが身につきます。

他教科との結びつき

生活科との連携

「自分をしょうかいしよう」という生活科の学習内容と、英語の自己しょうかいはとても相性がよく、同じ内容を日本語と英語の両方で発表する活動につなげられます。

図工との連携

自分の顔や好きなものを描いた自己しょうかいカードを作る図工の時間に、英語の文を書き添えると学びが深まります。

音楽との連携

「What's your name?」の歌にあわせて名前を答える活動は、音楽の時間の楽しいリズム学習にもなります。

国語との連携

「自分のことを紹介する文章を書こう」という国語の学習と組み合わせると、伝えたい内容を整理してから英語にする力が育ちます。日本語で自己しょうかい文を考えたあとに、英語でも同じ内容を言ってみることで、両方の言語での表現力が同時に伸びていきます。

道徳との連携

友だちのことを知り、おたがいを大切にする道徳の学びと、自己しょうかいで相手のことを知る英語の活動は、心の成長という点でもつながっています。

まとめ

小学1年生が英語で自己しょうかいをできるようになることは、これから出会うたくさんの人たちと英語でつながる、最初の大切な一歩です。

このページで紹介した表現や練習法を参考に、まずは家族やぬいぐるみを相手に自己しょうかいの練習をしてみましょう。自分のことを英語で伝えられた喜びは、次の英語学習への大きな自信につながります。