小1「英語であいさつをしよう」
この単元について
あいさつは、英語の授業でいちばん最初に出会う表現です。「Hello」の一言が言えるだけで、外国語活動の時間がぐっと楽しくなります。このページでは、時間帯によるあいさつの使い分け、名前を伝える言い方、学校での活動例、家庭での練習方法までをやさしく紹介します。
基本のあいさつ:まず覚えたい8つ
時間や場面に合わせて使う、よく出てくるあいさつから始めましょう。
| あいさつ | 意味 | 発音 | ポイント |
|---|---|---|---|
| Hello. | こんにちは | ハロー | 時間帯に関係なくいつでも使える、いちばん基本のあいさつ |
| Hi. | やあ | ハイ | Helloよりくだけた言い方。友だち同士でよく使う |
| Good morning. | おはよう | グッド モーニング | 朝、学校に着いたときなどに使う |
| Good afternoon. | こんにちは(午後) | グッド アフタヌーン | お昼から夕方までの時間帯に使う |
| Good bye. / Bye. | さようなら | グッドバイ/バイ | 別れるときのあいさつ。Byeのほうがカジュアル |
| See you. | またね | シーユー | また会う相手に使う、明るい別れの言葉 |
| How are you? | 元気? | ハウ アー ユー | 相手の調子をたずねる決まり文句 |
| I'm fine, thank you. | 元気です、ありがとう | アイム ファイン サンキュー | How are you?に対する定番の返事 |
もう少し覚えたいあいさつ
- Good evening.(こんばんは):夕方から夜にかけて使う
- Good night.(おやすみなさい):寝る前や夜遅くの別れぎわに使う
- Thank you. / You're welcome.(ありがとう/どういたしまして):お礼と返事のセット
名前を伝える言い方
What's your name?(お名前は?)
初めて会う人に名前をたずねるときの基本の文です。
- A: What's your name?(お名前は?)
- B: My name is Yuki.(わたしの名前はゆきです)
Nice to meet you.(はじめまして)
名前を伝えたあとに続ける、初対面のあいさつです。
- A: Nice to meet you.(はじめまして)
- B: Nice to meet you, too.(こちらこそ、はじめまして)
I'm ~.(わたしは~です)
自己紹介でよく使う、名前を名乗るシンプルな言い方です。「I'm Yuki.」のように、My name isよりも短く言えるので、まずはこちらから練習すると話しやすくなります。
学校での学び方:アクティビティの例
1. あいさつリレー
教室をまわりながら、出会った友だちと「Hello!」「Hi!」とあいさつしていくゲームです。全員とあいさつを交わすまでの時間を競うと、たくさんの表現を自然に繰り返せます。
2. 朝のあいさつタイム
朝の会で先生が「Good morning, everyone!」と声をかけ、子どもたちが「Good morning!」と返す習慣です。毎日繰り返すことで、あいさつが体になじんでいきます。
3. 自己しょうかいカード交かん
「What's your name?」「My name is ~.」を使って自己紹介をしあい、名前カードを交換する活動です。「Nice to meet you.」まで言えると、より本格的な会話になります。
4. あいさつビンゴ
「Good morning」「How are you?」などのあいさつが書かれたビンゴカードを使い、友だちにあいさつしてマスを埋めていく活動もよく行われます。
つまずきやすいポイント
1. HelloとHiの使い分けがあいまいになる
どちらも「こんにちは」に近い意味のため、いつ使うか迷うことがあります。
- 対策:厳密な使い分けは教えず、「どちらを使ってもだいたい通じる」と伝えて安心させる
2. Good morningとGood nightを混同する
どちらも「Good」で始まるため、朝と夜のあいさつを取り違えることがあります。
- 対策:朝は太陽の絵、夜は月の絵とセットで覚えさせ、絵を見て言う練習をする
3. How are you?への返事が固まってしまう
質問には答えられても、次に何を言えばいいか分からず止まってしまうことがあります。
- 対策:「I'm fine, thank you. And you?」まで一つのセットとして、歌やリズムに乗せて覚える
4. Nice to meet you.が言いにくい
音の数が多く、最初はつっかえやすい表現です。
- 対策:「Nice to meet you」を一息で言うのではなく、「Nice」「to meet」「you」に分けてゆっくり練習する
家庭での練習方法
1. 朝晩のあいさつを英語にしてみる
朝は「Good morning!」、夜は「Good night!」と、日本語のあいさつのかわりに家族で言い合う習慣をつけると自然に定着します。
2. 「How are you?」クイズ
- 朝ごはんのときに親が「How are you?」と聞き、子どもが「I'm fine, thank you.」と答える
- 慣れてきたら「I'm happy.」「I'm sleepy.」のように気分を変えて答えてみる
3. ぬいぐるみやお人形とのあいさつごっこ
ぬいぐるみを相手に「Hello! What's your name?」と話しかけ、子ども自身が両方の役を演じる遊びは、恥ずかしがらずに練習できるのでおすすめです。
4. お出かけ先でのあいさつ練習
外国の方に会う機会があれば「Hello!」と声をかけてみたり、テレビ電話で親戚と話すときに「Nice to meet you.」を使ってみると、実際に通じる喜びを感じられます。
5. あいさつの絵本や歌を使う
あいさつが出てくる英語の絵本や、Hello songのような簡単な歌を聞きながら一緒に口ずさむと、遊びながら表現が身につきます。
6. 家族の「おやすみあいさつリレー」
寝る前に家族全員が順番に「Good night, Mom.」「Good night, Dad.」のように名前をつけて言い合うと、あいさつと名前を同時に練習できます。きょうだいがいる場合は、誰が最後まで元気にあいさつできるか競争にしても楽しめます。
7. お出かけ先での「はじめまして」体験
公園や習い事で新しい友だちに会ったときに「Hi, my name is ~.」と声をかけてみる、というミニチャレンジを親子で決めておくのも効果的です。うまく言えたら「Great job!」とほめてあげましょう。
発音練習のコツ
リスニングを優先する
あいさつは短くて繰り返しの多い表現なので、まずは何度も「聞く」ことで自然と正しいリズムがつかめます。
表情や動作とセットで覚える
笑顔で手を振りながら「Hello!」と言うなど、動作とセットにすることで、あいさつの意味と音が記憶に残りやすくなります。
楽しく繰り返す
「今日は誰にあいさつした?」など、生活に結びついた声かけで、飽きずに繰り返し練習できます。
他教科との結びつき
生活科との連携
学校探検や地域の人との交流の時間に、日本語だけでなく英語のあいさつも添えると、人と関わる楽しさを英語学習と一緒に体験できます。
道徳との連携
「あいさつは相手を大切にする気持ちの表れ」という道徳の学びと結びつけると、英語のあいさつにも心をこめやすくなります。
音楽との連携
Hello songのようなリズムに乗ったあいさつの歌は、音楽の時間の手拍子やリズム遊びとも自然につながります。
まとめ
小学1年生が英語であいさつできるようになることは、英語で人とつながる第一歩です。
- まずはHello・Hi・Good morning・How are you?など身近な表現から
- 「What's your name?」「Nice to meet you.」で自己紹介まで広げる
- 表情や動作、生活の場面と結びつけて覚えると忘れにくい
- 正確さより、まず笑顔で伝えることを大切にする
このページで紹介した活動やコツを参考に、毎日のあいさつを英語でも言ってみましょう。小さな一言の積み重ねが、確かな英語力につながります。