小1「英語でくだものの名前を言おう」

この単元について

くだものは、色や数字と同じくらい小学1年生の英語活動で早くから出会う身近な語彙です。おやつやお店、絵本など、生活のいろいろな場面で目にするくだものを英語で言えるようになると、「英語は自分の生活とつながっている」と実感しやすくなります。このページでは、基本のくだものの言い方、発音のコツ、学校での活動例、家庭での練習方法までをやさしく紹介します。

基本のくだもの:まず覚えたい8つ

身のまわりでよく見かける、覚えやすいくだものから始めましょう。

くだもの 英語 発音 ポイント
りんご apple アプル 「ア」を強く、最後の「ル」は軽く添える
バナナ banana バナナ 日本語とほぼ同じ音。真ん中の「ナ」を強く言う
ぶどう grape グレイプ 「グレ」と伸ばして、最後に軽く「プ」をつける
いちご strawberry ストロベリー 少し長い単語。「ストロ」+「ベリー」に分けて練習すると言いやすい
みかん・オレンジ orange オレンジ 日本語のオレンジとほぼ同じ音で通じやすい
メロン melon メロン 日本語と近い音。最後の「ン」を軽く発音する
もも peach ピーチ 「ピー」を長く伸ばす。「チ」は短く添える
すいか watermelon ウォーターメロン water(水)+melon(メロン)の組み合わせと覚えると忘れにくい

もう少し覚えたいくだもの

くだものについて話す言い方

What's this?(これは何?)

くだものを見せながらたずねる、いちばん基本の文です。

appleやorangeのように母音(ア・イ・ウ・エ・オに近い音)で始まる単語の前は「a」ではなく「an」を使います。最初は「なんとなくanになる単語がある」くらいの感覚でOKです。

I like ~.(~が好き)

好きなくだものを伝える、会話でよく使う表現です。

I want ~.(~がほしい)

くだもの屋さんごっこなどでよく使う表現です。「I want an apple, please.」(りんごをください)のように、pleaseをつけるとていねいなお願いになります。

学校での学び方:アクティビティの例

1. くだもの当てクイズ(What's this?)

くだものの絵カードや実物を少しずつ見せながら「What's this?」とたずね、子どもたちが「Apple!」のように答えるゲームです。全部見えるまでのドキドキ感が学びを楽しくします。

2. フルーツバスケットの英語版

それぞれ好きなくだものになりきり、先生が言ったくだものの名前の子だけが席を移動する遊びです。「Apple, change your seats!」のような英語の合図を聞き取る練習になります。

3. くだものやさんごっこ

お店屋さん役と買い物客役に分かれ、「I want a banana, please.」「Here you are.」のようなやりとりを演じます。実際の生活場面に近い英語を体験できます。

4. 好きなくだものアンケート

クラスの友だちに「Do you like grapes?」と聞いてまわり、結果を絵グラフにまとめる活動もよく行われます。英語と算数(数を数える)が自然に結びつきます。

つまずきやすいポイント

1. appleとorangeの「an」を忘れる

最初はほとんどの単語に「a」をつけたくなるため、appleやorangeの前でも「a」と言ってしまいがちです。

2. strawberryが長くて言いにくい

音の数が多く、最初はつっかえやすい単語です。

3. peachとpeaceの聞きまちがい

発音が似ているため、慣れないうちは混同することがあります。

4. 複数形のsを忘れる

「I like apple.」のようにsを落としてしまうことがよくあります。

家庭での練習方法

1. 実物を使った「くだもの当てクイズ」

果物かごやスーパーの果物コーナーで「What's this?」と聞き、子どもに答えさせます。慣れてきたら、子どもが親に問題を出す役に交代すると盛り上がります。

2. おやつタイムに英語で言ってみる

3. 絵本や図鑑を使う

くだものが出てくる絵本を読みながら、絵を指さして英語で言う練習をすると、遊びながら語彙が定着します。

4. スーパーでのお買い物ごっこ

スーパーでくだものを選ぶときに「I want grapes.」と言わせてみたり、レジで「Thank you!」と言う練習をすると、実際の買い物体験が英語学習につながります。

5. くだもの塗り絵・お絵かき

くだものの塗り絵をしながら「I'm using red for the apple.」のように、色の単元とも組み合わせて言う練習をすると、既に覚えた語彙の復習にもなります。

6. 家族の「好きなくだものランキング」

夕食のときに家族それぞれ「My favorite fruit is peach.」のように好きなくだものを発表し合うのもおすすめです。「Me too!」(わたしも!)と反応する言い方も一緒に練習できます。きょうだいがいる場合は、誰が同じくだものを選ぶか当てっこするゲームにしても楽しめます。

7. くだもの狩り・お出かけでの活用

いちご狩りやりんご狩りなどのお出かけの際に「Let's pick strawberries!」と声をかけたり、収穫したくだものを数えながら「One apple, two apples...」と英語で数える練習も効果的です。体験と結びつくことで、記憶に残りやすくなります。

発音練習のコツ

リスニングを優先する

くだものの名前は日本語と音が近いものも多く、まずは何度も「聞く」ことで自然と正しい発音のイメージがつかめます。

実物とセットで覚える

くだものは形・色・味がはっきりしているため、実物や写真を見せながら発音することで記憶に強く残ります。

楽しく繰り返す

「今日食べたくだものは何かな?」など、生活に結びついた声かけで、飽きずに繰り返し練習できます。

他教科との結びつき

生活科との連携

アサガオなどの植物観察と同じように、くだものの色・形・大きさを観察して英語で言い添えると、観察記録と英語学習が同時にできます。

図工との連携

くだものの絵を描くときに「apple」「banana」と英語の名前を添えることで、絵と英語がセットで記憶に残ります。

算数との連携

「How many apples?」(りんごはいくつ?)と数を英語で数える活動は、数字の学習と英語学習を同時に進める良い機会になります。

まとめ

小学1年生が英語でくだものを言えるようになることは、身のまわりの「食べる楽しみ」を英語で表現できるようになる、うれしい一歩です。

このページで紹介した活動やコツを参考に、身のまわりのくだものをどんどん英語で言ってみましょう。毎日少しずつの積み重ねが、確かな英語力につながります。