小1「英語で食べ物の名前を言おう」
この単元について
毎日食べているごはんやパン、牛乳やたまごは、英語のはじめの一歩にぴったりの言葉です。すでにくだもの(fruits)の単元でapple・bananaを学んだ小1のみなさんに、ここではごはんの時間に出てくる食べ物の英語名を紹介します。「What's this?」でたずね、「It's rice.」と答える練習や、「I like ~.」で好きな食べ物を伝える言い方まで、やさしく丁寧に見ていきましょう。
基本の食べ物の英語:単語一覧
| 日本語 | 英語 | 発音 | ポイント |
|---|---|---|---|
| ごはん(お米) | rice | ライス | 「ラ」を軽く、「イス」をのばす |
| パン | bread | ブレッド | 「エ」は口を横に広げて出す音 |
| 牛乳 | milk | ミルク | 語尾の「ク」は息だけで軽く |
| たまご | egg | エッグ | 「エ」をはっきり、語尾は短く |
| おにぎり | rice ball | ライスボール | riceとballを2語で言う |
| スープ | soup | スープ | 日本語とほぼ同じ音で通じやすい |
| チーズ | cheese | チーズ | 語尾は濁る「ズ」の音 |
| 水 | water | ウォーター | 「ウォ」を強く、「ター」は軽く添える |
くだもの(fruits)の単元で覚えたapple・banana・grapeも「食べ物」の仲間です。「食べ物」という大きなグループの中に、くだもの・ごはん・飲み物などが入っていることを意識すると、単語の整理がしやすくなります。
「これは何?」「好き」を伝える言い方
| 場面 | 英語 | 日本語訳 |
|---|---|---|
| これは何かたずねる | What's this? | これは何ですか? |
| 答える | It's rice. | ごはんです。 |
| 好きだと伝える | I like bread. | パンが好きです。 |
| ほしいと伝える | I want milk, please. | 牛乳をください。 |
「What's this?」「It's ~.」の組み合わせは、色や動物、くだものの単元でも使ってきた基本の型です。食べ物でも同じように使えることを確かめながら練習しましょう。
学校での学び方:アクティビティの例
1. 給食クイズ
先生が「Today's lunch is rice and soup.」のように給食を英語で紹介し、聞き取れた食べ物を答えるクイズです。
2. 食べ物カードあてゲーム
絵カードを裏返しにして1枚めくり、「What's this?」「It's egg!」と答え合う遊びです。
3. すきなものビンゴ
食べ物のビンゴカードを使い、「I like milk.」と友だちに伝え合いながらマスをうめていく活動です。
4. お店やさんごっこ
お店役とお客役に分かれ、「I want bread, please.」「Here you are.」のやり取りで買い物の場面を練習します。
つまずきやすいポイント
1. 「bread」の発音
ローマ字読みで「ブレアド」と言ってしまいがちですが、実際は短く「ブレッド」に近い音です。
- 対策:「e」を「エ」よりも口を横に広げて発音する練習をする
2. 「rice」と「rise」の聞き間違い
似た音で耳が慣れないうちは混同しやすいです。
- 対策:「rice」は語尾が「ス」、意味は「ごはん」と絵とセットで覚える
3. 食べ物とくだものの単語が混ざる
appleやbananaなど、くだものの単元で覚えた単語と混同することがあります。
- 対策:くだものカードと食べ物カードを分けて並べ、「これはくだもの、これはごはんの仲間」と仕分けする遊びで整理する
家庭での練習方法
1. 食卓での「これ英語で何?」ゲーム
- 「What's this?」「It's rice.」のやり取りを毎日の食事で自然に繰り返す
- 慣れてきたら「I like rice.」と好みも伝えてみる
2. スーパーでの買い物練習
- 買い物リストの食べ物を英語で言いながらカートに入れる
- 「Do you like milk?」と聞き合いながら好きな食べ物を選ばせる
3. お弁当作りのお手伝い
お弁当箱に入れる食べ物を選ぶときに「rice」「egg」のように英語で言いながら詰めていくと、遊びながら自然に単語が身につきます。
4. 絵本・歌の活用
食べ物をテーマにした英語の絵本や歌を一緒に見て、出てきた食べ物の単語を指さしながら発音する練習も効果的です。毎日少しずつでも続けることで、無理なく語彙が増えていきます。
他教科との結びつき
生活科との連携
給食や食事のマナーについて学ぶ生活科の学習と組み合わせ、「rice」「milk」などの単語を英語でも言えるようにすると理解が深まります。
図工との連携
好きな食べ物の絵を描いて「I like ○○.」と英語で発表するミニ活動にすると、図工と英語を組み合わせた楽しい学習になります。
算数との連携
「two eggs」「three rice balls」のように、既に学んだ数字と組み合わせて数える練習にもつながります。数える練習は算数の「かず」の学習ともつながっていて、英語と算数を同時に楽しめる良い機会になります。
音楽との連携
食べ物をテーマにした英語の歌には、リズムに合わせて「rice, bread, milk, egg」と繰り返す曲もあります。歌いながら覚えると耳から自然に発音が身につき、机の上の勉強とはちがう楽しさで英語にふれられます。おうちで一緒に手拍子をしながら歌うのもおすすめです。
もっと食べ物の英語を広げよう
くだものの単元と横断して復習する
すでに学んだくだもの(apple, banana, grape)と今回の食べ物を組み合わせると、「I like apples and rice.」のように、好きな食べ物を2つ以上つなげて言う練習にもなります。
- 「What do you like?」「I like milk and bread.」のようにクイズ形式にすると盛り上がる
- 果物・食べ物のカードを混ぜてめくり「Is it a fruit or a food?」と分類する遊びも語彙の整理に役立つ
色と組み合わせて表現を広げる
すでに学んだ色の単語と組み合わせると「a red apple」「brown bread」のように少しずつ長い表現に挑戦できます。
動物や乗り物の単元とも仲間分けしてみよう
すでに学んだ動物(dog, cat)や乗り物(car, bus)のカードと食べ物のカードを混ぜて、「Is it food or an animal?」「Is it food or a vehicle?」と分類する遊びも語彙の整理にとても役立ちます。カードを何度もめくって仲間分けしていくうちに、頭の中で「食べ物」「動物」「乗り物」というグループが自然にできあがっていきます。小学1年生のこの時期にたくさんの単語を「なかまわけ」しながら覚えることは、あとで単語の数がどんどん増えていったときにも役立つ大切な基礎になります。
まとめ
- 毎日の食事に出てくる食べ物は、生活と結びついて覚えやすい英語の入り口
- 「What's this?」「It's ~.」「I like ~.」の基本の型は他の単元でも繰り返し使える
- くだものの単元と合わせて「食べ物」という大きなグループを整理すると覚えやすい
- 食卓やスーパーでの「これ英語で何?」の積み重ねが、確かな力になる
食べ物は毎日の生活の中で必ず出会うものだからこそ、特別な教材がなくても練習を続けられます。ごはんの時間のたびに「これ英語で何て言うんだっけ?」と親子で楽しみながら取り組んでみてください。焦らず少しずつ、口に出して覚えた言葉ほど長く記憶に残ります。小学1年生のうちは、正しい発音にこだわりすぎるよりも「言えた」「通じた」といううれしい体験を積み重ねることの方が大切です。まちがえてもすぐに言い直せば大丈夫、というくらいの気持ちで、楽しく続けていきましょう。