小1「英語できもちを言おう」

この単元について

「うれしい」「かなしい」「つかれた」といったきもちは、毎日の生活の中で何度も感じるものです。だからこそ、きもちを表す英語は覚えやすく、使う機会もたくさんあります。このページでは基本のきもちの単語、How are you?のたずね方、表情やジェスチャーを使った学校・家庭での練習法までをやさしく紹介します。

基本のきもち:まず覚えたい8語

英語 意味 発音 ポイント
happy うれしい ハッピー にっこり笑う顔とセットで覚えると定着しやすい
sad かなしい サッド 口をへの字にする表情と一緒に練習する
angry おこっている アングリー 眉を寄せてこぶしを握るしぐさと結びつける
tired つかれた タイアード あくびをするしぐさと一緒に覚えると印象に残る
hungry おなかがすいた ハングリー おなかをさするしぐさとセットで覚える
sleepy ねむい スリーピー 目をこするしぐさと結びつけると分かりやすい
excited わくわくしている イクサイティッド 両手を上げるしぐさと一緒に練習すると楽しい
scared こわい スケアード 体をすくめるしぐさと結びつけて覚える

もう少し覚えたい単語

How are you?(元気ですか)のたずね方

How are you?(元気ですか)

相手のきもちや調子をたずねるときの、一番よく使われる決まり文句です。

I'm ~.(わたしは〜です)で答える

きもちを答えるときは「I'm」のあとにきもちの単語を続けるだけのシンプルな形です。

Are you ~?(あなたは〜ですか)でたずねる

相手のきもちを具体的にたずねるときの言い方です。「Are you happy?」「Yes, I am.」のようなやりとりで練習します。

学校での学び方:アクティビティの例

1. きもちカードめくりゲーム

happy・sad・angryなどの表情が描かれたカードを黒板に貼り、先生が「How are you?」と聞くたびに、正しいカードを子どもが選ぶ活動です。

2. 表情まねっこゲーム

先生が言った単語の表情を、子どもたちが顔で表現する遊びです。happyなら笑顔、sadなら泣き顔をまねします。

3. きもち日記の発表

朝の会で「Today, I'm excited.」のように、今日のきもちを1文英語で発表する日課として取り入れられることがあります。

4. きもちすごろく

マスに描かれた表情を見て、そのきもちを英語で言いながら進む、すごろく遊びです。

つまずきやすいポイント

1. happyとhungryを聞き間違える

どちらも「ハ」から始まる音のため、耳だけで聞くと混同しやすいことがあります。

2. sadとscaredの意味を混同する

どちらも「s」で始まり、暗い気持ちを表すため区別しにくいことがあります。

3. angryの発音が難しい

「アングリー」の「グ」の音があいまいになりがちです。

4. I'mの短縮形に気づかない

「I'm」が「I am」の短縮形だと気づかず、丸ごと1つの音として覚えてしまうことがあります。

5. excitedとhappyの違いがあいまいになる

どちらも「うれしい」に近い気持ちのため、使い分けに迷うことがあります。

家庭での練習方法

1. 朝のきもちチェック

毎朝「How are you today?」「I'm happy!」と親子で確認し合うと、生活の一部として自然に練習できます。

2. きもちカレンダーづくり

1週間分のマス目に、その日の気分を表す顔のシールを貼り、英単語を書きこむカレンダーを作ると、記録しながら単語が定着します。

3. 絵本の登場人物のきもちを英語で言う

読み聞かせのときに「He is sad.」のように、登場人物のきもちを英語で言い換えてみるのもおすすめです。

4. きもちの絵日記

その日のできごとと気持ちを絵にかいて、下に「Happy.」のように英単語を書き添える絵日記も、楽しく続けやすい練習法です。

5. 鏡を見ながら表情あそび

鏡の前でhappy・sad・angryなどの表情を作りながら、単語を声に出す練習も盛り上がります。

6. ぬいぐるみに気持ちを聞くごっこ遊び

「How are you?」とぬいぐるみに話しかけ、代わりに子どもが「I'm sleepy.」と答えるごっこ遊びも楽しく続けられます。

発音練習のコツ

リスニングを優先する

きもちの単語は短いものが多いので、まずは何度も「聞く」ことから始めると、正しい音が耳になじみます。

表情とセットで覚える

単語だけを覚えるのではなく、実際の表情やしぐさをしながら発音することで、意味と音が同時に記憶に残ります。

楽しく繰り返す

「今どんなきもちかな?」など、毎日の声かけで、飽きずに繰り返し練習できます。

他教科との結びつき

道徳との連携

自分や友だちのきもちを考える道徳の学びと結びつけると、思いやりの気持ちと英語学習を同時に深められます。

図工との連携

いろいろな表情の顔を描く図工の時間に「happy face」「sad face」のように英語を添えると、絵を描く楽しさと単語の記憶が結びつきます。

音楽との連携

きもちをテーマにした英語の歌にあわせて表情を変えると、音楽の時間ともつながる楽しい学びになります。

体育との連携

「I'm tired, let's rest.」「I'm excited, let's run!」のように、体を動かしたあとの気持ちの説明で自然に英語にふれる機会が増えます。

国語との連携

物語を読んで「主人公はどんな気持ちだったかな」と考える国語の学習は、きもちの英語表現ととても相性がよいです。日本語で気持ちを想像したあとに「He is sad.」「She is happy.」と英語でも言い添えることで、読解と英語表現の両方を同時に深めることができます。

まとめ

小学1年生が英語できもちを言えるようになることは、自分や友だちの気持ちに目を向ける第一歩を英語学習につなげる大切な体験です。

このページで紹介した活動やコツを参考に、毎朝の「How are you?」から英語の会話を始めてみましょう。気持ちを言葉にする練習は、英語だけでなく心の成長にもつながります。焦らず、楽しみながら続けていきましょう。