小1「英語で色の名前を言おう」
この単元について
小学1年生の英語活動では、「色」は数字と並んで最初に出会う身近な語彙です。クレヨンや折り紙、洋服など、毎日目にする「色」を英語で言えるようになると、英語がぐっと身近に感じられます。このページでは、基本の色の言い方、発音のコツ、学校での活動例、家庭での練習方法までをていねいに紹介します。
基本の色:まず覚えたい8色
最初に覚えたい、身のまわりでよく使う8色です。
| 色 | 英語 | 発音 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 赤 | red | レッド | 「レ」を強く、短く言う |
| 青 | blue | ブルー | 「ブ」と「ルー」をつなげて、伸ばして言う |
| 黄色 | yellow | イエロー | 「イエ」から始まる。「エロー」ではない |
| 緑 | green | グリーン | 「グ」と「リーン」をつなげる。伸ばす音を意識 |
| 白 | white | ワイト | 「ホワイト」に近いが「ワ」から始める感じ |
| 黒 | black | ブラック | 「ブ」と「ラック」。最後の「ク」は小さく |
| 茶色 | brown | ブラウン | 「ブラ」と「ウン」。「ブラウン管」と同じ音でわかりやすい |
| ピンク | pink | ピンク | 日本語のピンクとほぼ同じ発音で通じやすい |
もう少し覚えたい色
- orange(オレンジ):くだものの「オレンジ」と同じ音なので覚えやすい
- purple(パープル):「紫」。「プ」の音を意識してはっきり言う
- gray(グレー):「灰色」。日本語でもよく使う「グレー」がそのまま通じる
色をたずねる・答える言い方
What color is it?(何色ですか?)
物の色をたずねるときの基本の文です。答えるときは色の名前だけでもOKです。
- A: What color is it?(それは何色?)
- B: It's red.(赤だよ)
What color do you like?(何色が好き?)
好きな色をたずねる、会話でよく使う表現です。
- A: What color do you like?(何色が好き?)
- B: I like blue.(青が好き)
Do you have a red pencil?(赤いえんぴつを持ってる?)
色+物の名前を組み合わせると、持ち物についても話せます。「red pencil」「blue bag」のように、色を先に言うのが英語のルールです。
学校での学び方:アクティビティの例
1. 色カルタ・色探しゲーム(Color Hunt)
教室の中にある赤い物、青い物を探して「Red! It's a red pencil case.」のように英語で発表するゲームです。身のまわりの物と色がすぐに結びつきます。
2. クレヨン・色鉛筆を使った活動
先生が「Show me red.」と言ったら、赤いクレヨンを持ち上げる活動です。目と手を使うので、耳で聞いた英語が記憶に残りやすくなります。
3. 虹(レインボー)を使った活動
虹の絵を見せながら「red, orange, yellow, green, blue...」と順番に色を言う活動もよく行われます。虹の7色を英語で言えると、達成感も大きいです。
4. 信号機ゲーム
「red(止まれ)」「yellow(注意)」「green(進め)」の3色を使い、先生が色を言ったら体を止めたり動かしたりするゲーム。信号のイメージと色の英語が自然に結びつきます。
つまずきやすいポイント
1. yellowとgreenの混同
どちらも「イ」に近い音を含むため、最初は聞き分けが難しいことがあります。
- 対策:バナナ=yellow、葉っぱ=greenのように、実物のイメージと一緒に覚えると区別しやすくなります
2. blueとblackの語頭の混同
どちらも「ブ」から始まるため、最初のうちは混同しやすいです。
- 対策:「blue」は空の色、「black」は夜の色、と結びつけて覚える
3. whiteの発音が難しい
「ホワイト」と日本語読みしてしまい、通じにくくなることがあります。
- 対策:「ホ」を弱く、「ワイト」を強めに言う練習をする
4. 色の順番を覚えようとして混乱する
虹の7色を順番通りに覚えようとして、色の名前自体があいまいになることがあります。
- 対策:最初は順番にこだわらず、1色ずつ確実に言えるようにしてから虹に挑戦する
家庭での練習方法
1. クレヨン・色鉛筆で「色当てクイズ」
クレヨンを1本ずつ見せて「What color is it?」と聞き、子どもに答えさせます。慣れてきたら、子どもが親に問題を出す役に交代すると盛り上がります。
2. お洋服・持ち物の色を英語で言う
- 着替えのときに「red shirt」「blue socks」のように、身につける物の色を英語で言う習慣をつける
- お出かけ前に「Today, I'm wearing yellow.」と親子で言い合う
3. 好きな色について話す
「What color do you like?」「I like green!」というやりとりを、食事中や車の中など、リラックスした時間に自然に取り入れます。
4. 絵本や塗り絵を使う
塗り絵をしながら「I'm using red now.」と英語でつぶやく習慣をつけると、遊びながら語彙が定着します。
5. 街の中の色探し
お散歩中に「赤い車を見つけたら教えてね」と声をかけ、見つけたら「Red car!」と言わせる遊びも効果的です。信号待ちの間や、電車の中など、ちょっとしたすき間時間に「今見えるもので何色が一番多いかな?」と聞いてみるのもおすすめです。子どもは意外と色に敏感で、大人が気づかない色の違いにも目を向けてくれます。
6. 家族みんなで「色チーム」ゲーム
夕食のとき、家族それぞれに「今日のラッキーカラー」を1つ選んでもらい、食卓にあるその色の物を探すゲームも盛り上がります。「My color is orange. I see an orange carrot!」のように、色と名詞をセットで言う練習になります。きょうだいがいる場合は、色を取り合う早い者勝ちゲームにしても楽しめます。
7. おふろタイムを活用する
おふろで使うおもちゃやタオルの色を英語で言い合うのも、リラックスした雰囲気の中で自然に語彙が定着する方法です。「This is a yellow duck.」のように、色+物の名前を短い文で言う練習を、遊びの延長として取り入れられます。
発音練習のコツ
リスニングを優先する
色の名前は音のバリエーションが少なく、繰り返し聞くだけで自然と正しい発音が身につきやすい単元です。まずは何度も「聞く」ことを大切にしましょう。
実物とセットで覚える
色は目で見てすぐわかる特徴があるため、実物(クレヨン・洋服・食べ物など)を見せながら発音することで記憶に残りやすくなります。
楽しく繰り返す
「今日のラッキーカラーは何色?」など、遊び心のある声かけで、飽きずに繰り返し練習できます。
他教科との結びつき
図工との連携
図工の時間に絵を描くとき、「Can I use blue?」(青を使ってもいい?)のように英語で聞いてみる活動は、実際の授業場面で色の語彙を使う良い練習になります。
生活科との連携
季節の草花や生き物を観察するときに、「green leaf」「red flower」のように色を英語で言い添えると、観察記録と英語学習が同時にできます。
まとめ
小学1年生が英語で色を言えるようになることは、身のまわりの世界を英語で見る、最初の一歩です。
- まずはred・blue・yellow・green・white・black・brown・pinkの8色から
- 「What color is it?」「What color do you like?」の2つの表現を会話で使ってみる
- クレヨンや洋服など、実物と結びつけて覚えると忘れにくい
- 正確さより、まず楽しんで繰り返すことを大切にする
このページで紹介した活動やコツを参考に、身のまわりの色をどんどん英語で言ってみましょう。毎日少しずつの積み重ねが、確かな英語力につながります。